クローン病患者の生活

クローン病とは難病(特定疾患)であり、クローン病患者である私の生活を書きたいと思っています。

Vol.26 クローン病患者の生活

2007-07-04 | Weblog
私は親になったことがありません。これからも無いと思います。
姉は母親になっています。

いつものパターンで救急車で運ばれ、幸いに一泊で退院できました。
家に帰りソファーで横になっていました。
まだ疲労がとれていなかったのでお腹をさすりながらゆっくりしてました。
そんな時に姉が話しかけてきました。
姉:「お母さんのことをもっと考えてよ」
私:「は?」
姉:「アンタのこと心配してるんだから」
私:「今帰ってきたばかりなのに、休ませてくれよ、疲れてるんだから」
姉:「私の話を聞いてよ」
姉の話は聞きました。
親が子に思う気持ちを伝えたかったそうです。泣きながら話していました。
最後に私は
「話すタイミングを考えろよ、帰ってきたから元気になったということじゃないんだぞ」
と言いました。
姉は「私に伝えたい」という気持ちが先走っていたのでしょう。
私は親の気持ちはわかりません。
しかし私の母は私のクローン病とうつ病をわかろうとしません。同じ家に住んでいるのに遠く感じてしまいます。
私も含めてこんなもんなのでしょうか。
人は。

こんなことを考えてると孤独感に潰されそうになります。

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2 コメント

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Unknown (ヨン)
2007-07-05 21:32:45
じゃんぐるさん、

またきつい状況になっているみたいですね。


それなのに、姉や母親の言葉は…

余計にしんどいでしょう。


姉や母親も

おそらく鬱病に陥っているように思います。


このような状況はよくあることで

自分たちが一生懸命やっていることにしか目がいかなくなり

本来大切なものに気づけなくなっているのです。



こんなときは

接しても仕方がありません。


おそらく「軽度の」鬱病だから

3ヶ月ほど休めば治りますから

ちょっと距離を置いてほっておくか


「お母さんもお姉さんも僕のために少し疲れているみたいだから

 一度、精神科で見てもらいなよ」


とでも言ってみるのもいいかもです。
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Unknown (じゃんぐる)
2007-07-05 23:17:18
ヨンさん、ありがとうございます。

姉はたまたま帰郷していたときなんです。
母から私のことで相談を受けてたみたいです。
母は「精神科」という名前の響きに抵抗をもっています。
「偏見」ですね。

私が初めて精神科に行き、母に「うつ病」だと伝えたとき、
母はまず「世間体」を気にした態度をとりました。
うつ病に触れようとはしませんでした。
何年も前のことですが、かなり「ショック」でした。

我が子より世間の目が優先されてしまうなんて、
思ってもみなかったことですから。
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