南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.6.22 大谷本塁打22号凄いに尽きる BD3-IG-3太陽合ピーク継続 次は来週末のBD-I1-Sか? 見事にIG4?座の象限切替え決まる

2024年06月22日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.6.22 古巣エンゼルスからの大谷特大本塁打22号で6月後半絶好調の様子です.関東の梅雨空までふっ飛ばしてくれました.今後は梅雨空の日が多くなるとの予報ですが,どうなりますか.スパコン天気予報と大谷本塁打快進撃のどちらが勝つか?非科学的な比較も敢えて面白いものです.気分的には停滞日本と東京・大阪に喝をいれてほしい.日本の若者に勇気を与えてほしい.くれぐれも大ケガには注意してください.

昨日は夏至ですから太陽軌道は北回帰線に一致しました.これからはじわじわと離れ始めます.よほど注意しないと見落としますよ.
BD3-IG-3太陽合ピークはまだ継続しています.来週末には次のBD-I1-S太陽合が生起する予定です.
(再度,過去1週間ほどの記事ではBD3-IG-3とBD-I1-Sが入れ替わっていました.大変失礼しました.昨年までの太陽合主体の記事では,まず太陽合主体の衛星名を間違えることはありませんでしたが,この1年間は固まりとしての座を追いかけるようになっていまして,個別衛星名のチェックがおろそかになっていました.大変失礼しました.少しづつ点検して直して行きます)

β角プロットを用いてQZSとIGSOの太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが,ここ数年の本ブログの重要な狙いです.



β角プロットの6月の点検課題は2つともに無事済みました. ①IG五座BDIG-2,-5⇒太陽合ピークアウト完了 ②IG4?座⇒象限切り替え完了
特にβ角プロットでの,IG4?座の3衛星軌道の南下から北上への一番急激な象限切替えを詳細に観察できています

パラパラ分散型IG五すばる座の中へ,キリッと引き締まったIG三座とNavIC-1EとQZS-2の三カ国衛星のトリプル貫入が継続しています.
QZS-2とNavIC-1EとIG三座のトリプル,そしてQZS-4とIG4?座のダブルは,半年ごとに太陽合が重なり合う複合クロスイベントを引き起こしています.
IG五座のBDIG-2とBDIG-5の2衛星のβ角プロットは見事に重なっており1本線に見えています.

QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.
(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF