現代戦争!!ここにあり！映画「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」

遠隔操作でテロリストに攻撃をかける現代風の戦争スタイルの映画をご紹介!!たしかにタイトルどおり司令・実行は別の国の建物の中なので非常に安全ですが・・・命がけで任務を行う現地工作員もいるので・・・安全かどうかは疑問に感じる内容です!!

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アカデミー賞監督ギャヴィン・フッドが遠隔操作で行われる現代的な戦争の実態を炙り出す軍事サスペンス。

＊上映時間　　：：：：　102分

＊日本公開日　・・・　2016年12月23日

＊監督　　　　・・・　ギャヴィン・フッド

キャスト

・キャサリン・パウエル大佐・・・ ヘレン・ミレン

イギリス軍常設総合司令部司令官

・スティーヴ・ワッツ中尉・・・アーロン・ポール

米軍基地のドローン操縦士。

・フランク・ベンソン中将　・・・アラン・リックマン

イギリス国防副参謀長

・ジャマ・ファラ　・・・ バーカッド・アブディ

イギリス軍現地工作員

・ブライアン・ウッデール閣外大臣 ・・・ ジェレミー・ノーサム

・キャリー・ガーション上等航空兵 ・・・ フィービー・フォックス

・ジェームズ・ウィレット英国外相 ・・・ イアン・グレン

・ケン・スタニックアメリカ合衆国国務長官 ・・・ マイケル・オキーフ

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＜あらすじ＞

英国軍諜報機関のキャサリン・パウエル大佐は、フランク・ベンソン中将と協力し、ロンドンから英米合同テロリスト捕獲作戦を指揮していた。米軍の最新鋭ドローン偵察機の投入により、やがてケニアのナイロビにある過激派組織の隠れ家が判明。パウエル大佐の指令を受け、米軍基地のドローン操縦士、スティーブ・ワッツが攻撃準備に入る。だが作戦決行間際、殺傷圏内でパンを売る少女の姿が確認されたことから、ロンドンの会議室で作戦決行か否かの議論が巻き起こる。

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　この映画は、「ハリーポッター」シリーズのセブルス先生でお馴染み!!「モネ・ゲーム」など様々な映画で活躍されている国防副参謀長役のアラン・リックマンの遺作のひとつです。※もうひとつは「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」ですね!!

ちなみに製作サイドにモネ・ゲームのコリン・ファースが参加されているようです!!

　

　テロリストの隠れ家を発見したイギリス軍は彼らに悟られないように攻撃準備にはいります!!しかし準備万端!!といったときに閣外大臣、上等航空兵、英国外相たちの許可が下りず困っていました。このままだとなんの罪のない大量の人々がテロに巻き込まれてしまう！と感じたパウエル大佐が国防副参謀長と連携をとりながらやっとの思いでGOサインをもらえた!!と早速攻撃態勢にはいると・・・そこ隠れ家のそばで小さな少女がパンを売りはじめてしまい、結局振り出しに!!

　その間にもテロリストたちは大量の武器の準備をすすめており、少女がその場を立ち去るのを待っているとテロリストたちに逃げられてしまう!!各幹部たちに苦渋の決断を迫られざるおえなくなってきます。

　

　「踊る大捜査線」っていう映画？ドラマ？「事件は会議室で起きてるんじゃない!!現場で起きているんだ!!」（こんなんでしたっけ？？）って名セリフがあるようにまさしくその言葉があっている映画でしたね～!!現地工作員のジャマ・ファラが一番大変な役だったかもしれません!!虫や鳥の形のドローンをばれないように飛ばしテロリストの隠れ家を偵察しているシーンはもう・・・ハラハラドキドキ!!ここが一番ハラハラしたかも!!

　このジャマ役バーカッド・アブディは「キャプテン・フィリップス」にてソマリア海賊の役を演じた俳優さんですが～インパクトを残す演技をしてくれる俳優さんですね♪♪

　映画の「世界一安全な戦場」の言葉を広くとると、現代型のドローン攻撃で遺体の身元確認もドローンを使いますので血生くさい戦場ではない!!ということだと思いますが・・・あくまでも安全なのは、幹部・司令室・米軍基地ですが・・・現地の少女や現地工作員を含めてしまうと、決して安全な戦場ではありませんね!!ましてや、イギリス軍も米軍も結局テロリストに似たような事をやっているのですから・・・

　平和っていったい何なんでしょうね～。って改めて考えさせられる映画でした!!