一枚の葉

こんにちは。　スタッフのようこです。

オフィスの前を流れる目黒川

川沿いには桜の木　

桜が咲く春には大変賑わいがあります。

その季節もとても好きなのですが、私はやっぱり今の季節

そう「秋」　葉が色づきなんとも言えない深みのある色を味わうの好きです。



アートセラピストになってうれしいなと思う事があります。

それは「日本の四季」をさらに楽しめるようになったこと。

高齢者向けのアートセラピーでは「季節」をテーマにする事を大切にしています。

何気ない街の中で見逃していた沢山の季節を再発見出来るようになったのです。

例えばもみじがきれいなお寺が近所にあることを知ったこと

例えば沢山の紫陽花がさく小路があること

ただぼんやりと訪れていた公園の木々達が名前を覚えたこと

発見や気づきの目が自分の中に養われていく

日本のお祭りを調べたり、七十二侯や短歌は俳句などなど

プログラム作りを通して、名前　由来　歴史　意味などを調べることで　提供する側の自分が豊かになっていく。

とてもうれしい事です。

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そうして季節の中で出会う一枚の葉っぱ

この一枚の葉っぱを手にした時にいろんな事を見つけることができます。

では皆さんも写真ですがやってみましょう。

足元にあった葉っぱとも、木々を眺めていた時の葉っぱとも、また違うものを見つけたり感じたりするのではないでしょうか？


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何を見つけましたか？？　どんな事を感じましたか？　または何かを思い出した方もいるかもしれないですね。


では裏側は・・・



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どうでしょうか？？


色が繊細さ、葉っぱのぎざぎざ感　葉脈の力強さ　虫に食べられた所　傷のあとなどなど

そして今は写真でしたが、手にしていたら感触からも　臭いからも沢山のものを見つけたり感じたりすることでしょう。


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一枚の葉っぱから　私達は本当に多くの事を受け取ったり感じたりする事が出来る。

そしてその刺激からアートを通した数々の素晴らしい表現がある。

そこに正解も不正解も上手下手という評価のない

「あなたらしさ」という世界

そこに現れたものを通して、私たちはより深く「あなた」に触れる事が出来きる。

高齢者の方の場合、そこに「歴史」があり、秋の葉のように「色合いや深み」が引き出され表現さてくる。



では最後にこちらの作品をどうぞ。

どんなものを感じてこの世界を表現したのでしょうか？？

またどんな方だと思いますか？？








この作品を描いた女性が「認知症」の方だということに気づいた人はきっといないことでしょう。


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シニアアートセラピストコース
11月からスタートします。

高齢者の方向けに特化した学びが出来ます。
適した素材やプログラム　温かい場つくりについて
また今ご自分が提供しているものがあれば、それをアートセラピーの要素を盛り込むことで
活動の幅を広げて行くことでも出来ます。

12期シニアアートワークセラピストコースはこちら。

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●10月28日（水） 19:00～20:30
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