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Quaint Coco

ヨークシャテリアCoco(2008年7月20日生♀)の生活と雑感を、写真と想像で綴ったブログ。毎日更新。

一(ワン)休さんのとんち話

2011-08-24 20:28:25 | 空想・妄想

一(ワン)休さんは、とんちで名高いわんこです。

 

第一話 このはしわたるべからず

「このはしわたるべからず」
この看板を見た一休さんですが、
橋を渡らなければ、目的のお店に行かれません。
そこで、とんちをきかせて、はしを渡らずに真ん中を渡ってみせました。

ある日、一(ワン)休さんが近所の人工池で遊ぼうとすると
そのそばに、こんな看板が立っていました。

「みずに入るべからず」

せっかく遊びに来たのに、
池の中に入れないのでしょうか。

そこで、一(ワン)休さんは考えました。

「見ずに入るべからず」なのだから
しっかり目を開けて、よく見ながら入ればいいのです。

そして、水遊びを散々楽しみましたとさ。

 

第二話 ふたをとらずに

屋敷の主人は一休さんに
「お椀のお汁を、ふたを取らずに食べてください」と
難題を持ちかけてきました。
一休さんは「それならふたを取らずに、温かいものと取り換えてください」と切り返し
屋敷の主人をやり込めました。


屋敷の主人は一(ワン)休さんに
「ふたを取らずにこの箱の中に入ってください」と
難題を持ちかけてきました。

箱には四角い穴が開いてはいますが、とても小さくて、
ふたを取るとか取らないとかいう問題以前に
一(ワン)休さんには、中に入れそうにありません。

 

さてさて、どうしましょう。

一(ワン)休さんは考えます。

昔のアニメの一休さんも、知恵を絞る時にはこんなふうに
指をこめかみにあてていましたっけね。

 

ひらめいた!!

一(ワン)休さんは、箱から遠く離れて
屋敷の主人に、穴の中をのぞかせました。

ほーら、これで私が、
箱の中に入っているでしょう。

 

箱を横に倒せば
全身入ることだってできますよ。

こうして、屋敷の主人をやり込めましたとさ。

 

第三話 屏風の虎退治

屏風の虎が、夜な夜な出てきて困るので、退治してくれないか。
殿様にそう頼まれた、一休さん。
「それでは虎を屏風から出してください。そうすればすぐに
つかまえましょう」と提案し、
殿様を感心させました。


ぬいぐるみのトラが、
高価な絵画を盗もうとして困るので、何とか阻止してくれないか。



殿様にそう頼まれた一(ワン)休さん。
このトラちゃんが、そんなことを考えているのですか。

 

とてもそんなふうには見えません。

 

しかし、殿様の命令ですから
とんちを使って何とか、期待にこたえなくてはいけません。

うーんうーんと考えます。

 

そうだ!!

一(ワン)休さんは、何か思いついたみたいです。

 

このトラちゃんを

 

向こうの海岸に、置いてくればいいのです。

 

そうすれば、海岸の中にトラが入って

「かいが トラ ん」つまり「絵画盗らん」になるから
トラちゃんに絵画を盗まれることはありません。

 

そう言って一(ワン)休さんは、
殿様を感心させましたとさ。

 

おしまい♪

 

 

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