WE THERE / ROY HAYNES,PHINEAS NEW BORN,PAUL CHAMBERS
ロイヘインズとフィニアスニューボーン、ポールチェンバースのトリオ。相変わらずロイのドラムは歌っている。ただリズムをキープするだけでなく、メロディーが聞こえてくるこういうドラマーがボクは好きです。
ロイヘインズのドラムが聴きたくて手にしたアルバムでしたが、なぜか、フェニアスニューボーンのソロピアノを聴いてみたくなりました。この人、ソロでも聴かせてくれそうな期待感です。
ということで、こちらのイメージは
水割り片手にカウンター越しにマスターと世間話
そんな光景でしょうか。
もちろんドラム小僧には正座して聴いてほしいです。
かっこいい。
1. Reflection
2. Sugar Ray
3. Solitaire
4. After Hours
5. Sneakin' Around
6. Our Delight
I Will Say Goodbye / Bill Evans Trio
パワフル。
ピアノトリオといえば、
静かな、しっとりした音をイメージしそうですが、
とにかく、パワフル。
一音一音、しっかりと響いています。
晩年の作品とは思えない。
ただ、フレーズはしっとりと歌っています。
特に、タイトル曲は静かなナンバーで
深い感情を感じます。
1. I Will Say Goodbye
2. Dolphin Dance
3. Seascape
4. Peau Douce
5. Nobody Else But Me
6. I Will Say Goodbye (Take 2)
7. The Opene
8. Quiet Light
9. A House Is Not A Home
I get a boot out of you / Marty Maich
ジャケットに惑わされるな。
アートペッパー・フリークにもお勧めの洗練された西海岸ビッグバンド。
センスのいい同い年のペイチとペッパー。そんな仲のいいふたりが共作すれば素晴らしいものができて当たり前か。
ビッグバンドアンサンブルに、クールなペッパーのアルトサックスをちりばめながらお洒落なアレンジのスタンダード・ナンバーが続く。ベタな選曲かもしれないですが、例えばこれ「It Don't Mean A Thing」なんかどうですか。
アルトサックスがかっこいい度
バリトンサックスだけによるユニットが日本にあるのをご存知でしょうか。
そう、東京中低域です。
最近はパリコレのコムデギャルソンのBGMを担当したりと
活動はグローバルレベルになってきました。
編成だけを聞くと、「ゲテモノバンド?」と思われそうですが
ぜひ、音を聴いてください。
結構かっこいいです。
食わず嫌いはいきませんぞ。
ニューアルバムは「The Last Baritonik」。
ちなみに現在の編成は、バリトンサックス14本。
楽器の金額を計算したら、すごいことになりそうですね。