四葉通信

岐阜市で活動をする社会人Jazz Band「Quadrifoglio Big Band」の公式Blog。

じいさんユーチューバー。恐るべし。

2020-06-27 | バンマス独り言

ボンジョルノ!
今日はボクが尊敬するユーチューバー爺さんを紹介します。

スコットランドの、ミスターIan Boyterです。



ずっと注目しているユーチューバーなんですが(チャンネル登録済み)、スタンダード曲を渋いテンポで楽しそうに吹く爺さんです。そして彼の向上心というのには見習うべきことが多いです。

カラオケを作って自撮り。ここまでは普通ですが(ただし演奏はまねできないクオリティー)、最近はとうとう一人多重録音を始めています。

紹介するこちらは、バリトンサックスでバッキングを吹き、そのうえでブルースハープを奏でています。最近のコロナ自粛で多くの人が多重録音しているのに刺激されたのではと想像しますが、最新のハード、ソフトを使いこなしているところが、超すごいと思うわけです。

ある程度の年齢に達すると、自ら自分の成長を止め、向学心を捨てる人が多い中、絶えず新しいことにチャレンジしようとする。こんなマインドを持ちづづけたいなぁと思います。

爺さんに追いつけ追い越せ。


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Corcovado

2020-06-20 | 
100 Years of Latin Love Songs / Paquito D'Rivera

ラテンアメリカ各国のバラード曲を集めた、おしゃれなアルバム。

フラジオ高音キンキンのサックスをイメージするサックスプレイヤーのパキート・デリベラですが、今回はしっとり大人なプレイを聴かせてくれます。曲により、ソプラノサックス、アルトサックス、クラリネット。3つの楽器を持ち替え、それでもやはりパキート節は健在。

自分のスタイルを持っている人は強いです。

バラードアルバムですが、ラテンナンバーですので、そこは湿ったものはありません。からっとしてます。

1. Morocha
2. Ay Ay Ay
3. Tu Mariposa
4. Vereda Tropical
5. Acrcate Ms
6. Amor Sin Esperanza
7. Corcovado
8. Sin Tu Cario
9. Amor Sin Medida
10. Corazn Partio




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新しい生活様式

2020-06-13 | バンマス独り言

ボンジョルノ!気づいたら梅雨入りしていました。皆さんいかがお過ごしですか。

自宅に引きこもる生活から、「新しい生活様式」を通した活動的な日常を取り戻そうとする動きが出てきましたね。QBBが練習拠点としているコミセンも、6月から再スタートしました。ただ、そこには多くの制約や決まりごとがついています。これも新しい生活様式のひとつでしょうか。

現在の状況を鑑み全体での合奏練習は控えることとしましたが、音楽室の予約はキャンセルせず、バンマスが個人的に使用してみました。


入り口で「消毒キット」と「チェックシート」を受け取り入室。

久々に入る音楽室は、なぜか懐かしく感じ、何年もご無沙汰だったような錯覚です。
触った机やイスは消毒の手間がありますので、極力備品には触れないように気を付けました。今回はビッグバンドの練習と言うより、ジャズのスタンダードをいろいろ吹いて遊んで過ごしました。時間になって、チェックシートにチェックを入れ、イス、机のほか電気のスイッチ、ドアノブ、ドア、いろいろ消毒をして退出。なによりこの儀式に疲れました。

感染拡大防止のためには施設を閉めることが一番簡単な方法ですが、ルールを作り再開を通してサークル活動を応援しようとする市の頑張りに感謝します。

はやく楽しく活動ができる日がきますように。




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Night In Tunisia

2020-06-06 | 
SUPERSAX PLAYS BIRD / SUPERSAX

その昔の学生時代、これを初めて聴いたときは
ぶっ飛びました。鼻から脳みそが飛び出すかと思いました。

コピーするだけでも至難なチャーリーパーカーのソロ。
それを5人でソリってる。

さらに涙ものは、「Most Famous Alto Solo」を取り上げている。

演奏的には、「この一瞬のインスピレーション」にかけたパーカーの気迫からすれば、迫りくるものはありません。

ただ、事前にリハーサルを重ねた上でのレコーディングということで、
目の前の譜面に対する集中はすごいものがあったと思います。

これをライブでやった時など、ミスなくやり遂げたときの達成感はそれはそれで得難いものがあったのでは。

そんな気迫あるプレイが想像できます。

#8のアレンジは、バリトンサックスの使い方がゾクゾク来ます。
ぜひ、バリトンプレイヤーに聴いてほしい。

ただ、このアルバムはサックスプレイヤーにしか理解できない世界でもないと思います。パーカーをご存じない方。サックス以外の楽器をやっている方にも聴いてほしいと思います。

1. Ko-Ko
2. Just Friends
3. Parker's Mood
4. Moose The Mooche
5. Star Eyes
6. Be-Bop
7. Repetition
8. Night In Tunisia
9. Oh, Lady Be Good!
10. Hot House


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