65の見聞録

いろいろ

郷土玩具のハガキ絵Ⅲ

2023-06-06 13:41:32 | 絵手紙
鴻巣練物(埼玉)「鯛車」
練物とは張子と違い挽粉を糊で固めて作られた工芸品です。
おめでたい縁起物として、又子供の健康を願うものとして作られました・
鴻巣は江戸の時代よりひな人形の産地として栄えましたが、ひな人形と共に
「赤物」と呼ばれる真っ赤に塗られた「鯛車」がつくられました。
昔から全国各地で赤い色の郷土玩具が作られましたが病気や魔除けとして赤い色が使われました。

三条の張子(新潟)「鯛車」
三条は昔から「六角凧」が有名で竹と和紙を使って工芸品を作る技術があり鯛車も竹ひごで作られています。
この鯛車は三条の職人さんが作っていたものですがある時職人さんを巻地区に来てもらい巨大な鯛車作り祭用として街を引き回したそうです。
これをまねて作られたのが「巻の鯛車」三条の鯛車と並んで有名になったそうです。
村上市(新潟)「鯛のぼんぼり」
これも新潟のものです、由来は殆んど同じです。
新潟県も各地に鯛車がありますが、全国各地にも鯛車があります、鯛車だけでなく車の上に乗った郷土玩具もいろいろあります。
私は最近とくにそれらを見ていることが癒しの時間になっています。
各地を回り郷土玩具を見て歩きたいのですがいまの私の体ではそうもいきません。
また、はがき絵を描いて紹介します、では次号をお楽しみに。



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