温湯蛙

日々の記録

あと9ヶ月したら

2018年07月03日 | 日々
退職して自由になることに決めた。
年が明けて、頼りの上司が突然この世を去ってからの2ヶ月間、もう無理だと思いながらも、遠巻きの人たちの厚意がなんとか自分を支えてくれて新年度を迎えたが、ここに来て、やはり窮屈さに耐えられない。
多分、もう自分の居場所じゃないということなんだろう。未練全く無し。
むしろ、一日も早くオサラバしたい。

否応なしに毎日顔を合わせる嫌なヤツも、期限付きの付き合いと思いグッと怒りをこらえる。あなた、託されたあと、できますか。
こっちは、定年を前に早めのリタイアです。

もうひとつ、自分の利益重視の蝶に愛想が尽きた。
充分な年収まだ欲しがるか。
職員の待遇向上にもっと心を砕くのが上にいてたくさんもらっている者の努めではないのか。
今の状況では自分の出番は無い。
虚しい。

潮時ってことなんだろう。
何より、自分のこれからの暮らし方の希望が明確過ぎる。
不安材料は、やはり生活費だが、家を買ってから少し貯まってきたお金にわずかだが退職金を加えれば五年間はつましく暮らせる算段だ。
途中、できそうな仕事があればパートで一日数時間働くという選択肢もある。

幸運なことに屋根は確保できた。
あとは庭と本と音楽と、自分でつくるおいしいもの。
つましい暮らしの中の楽しみ。
何よりも、誰の部下でもない、自分が自分の上司になれる。自分の意のまま誰の意志に惑わされることもない暮らし。時間を自由に使えるという、最高の贅沢が待っている!