家を買った翌年から突入した天中殺。
還暦を迎える切りのいい来年には明ける。
最後の天中殺、大晦日。
予約していた料理を取りに行くとあと30分かかると言われ、用事をつくって指定の時間にいくと、まだ出来ていない。座って待つよう言われる。
ほかの人は次々持ち帰っているのに。
もひとつ気になったのは、家族経営の、手伝いの娘もオヤジサンも挨拶ひとつ無いこと。ややして奥から出てきた奥さんが、初めて、いつもお世話になっていると声をだす。
待ってると、また客が入ってきた。数年前、一緒にコンサート行こうと誘ったらドタキャンした旧友。バツが悪そうに謝ってきた。それはもう水に流してお互いの近況を報告しあう。
さて、さらに15分ほど待ち、ようやく出来た。
ところが、数が違う。
足りない。
さんざん待たされ、こんな間違いされるとは。
相変わらずオヤジサンはどこ吹く風、奥さんだけが申しわけなさそう。待ってくれれば出来るようなこと言われても。
予定の時間から一時間も過ぎてる。料理を実家が待ってる。
帰りがけ申し出のあった1000円のキャッシュバック。はじめ遠慮したけど“あんまり“が重なり気も済まなくて受け取って帰ってきた。
去年も思ったけど、会計の意味がよくわからない。なぜなら、領収書もよこさないし、どう消費税がかかっているのかも不明。
基本的な連絡ミス、接客態度のなってなさ、会計の不明瞭。これまで料理に毛が落ちてたこと二回。その時点で止めるべきだった。
いくら職場の知り合いのつてとはいえ、もう、来年は無い。
今年最後に遭ってしまった不運。気分の悪い不運。
でも、来年は明ける、天中殺!!!