ディズニー映画でも御存知でしょう。
赤系の服を着て、シルクハットをかぶったウサギ。
胸のポケットから懐中時計を出し、「大変だ!時間がない」と騒ぐあのウサギです。
しかし、シュヴァンクマイエルのウサギの登場シーンでは、ガラス箱に飾られていたウサギの人形が突然、動き出します。
足を固定している釘を引っこ抜き、ガラス箱を割って出てきます。
そして胸のポケットと言っても、本当に身体の中央部に穴があり、そこに手をつっこみ時計を出します。
中から大鋸屑(人形の中に詰める詰め物)がボロボロ、内蔵のごとくこぼれていますが、おかまいなし。
途中で補給の為に大鋸屑を食べるシーンも . . . 本文を読む