6月27日(金) ドバイの砂漠 43℃
3時40分ごろ、約束時間より早く、ホテルにピックアップの車がやってきた。インド人の兄さん、今日のドライバーだとの事。自己紹介をしながら、次のメンバーのピックアップ。30歳前後のオーストラリア美人、メルボルンから来たCさん、「CASと呼んでね!」と気さくな感じ。4週間の休暇の最終日にドバイを選んだと言う。「スペインが一番よかったですよ。」と旅行談義をしながら、最後のピックアップは、若いインド人カップル、I夫妻。Dubaiで仕事をしているが、砂漠ツアーは初めての体験だと言う。一人旅は、こんな出会いがあるのが面白い。
我がチームは4人で、待合場所に向かう。今回のOriental ToursのDesert Safari は、総勢7車で40人くらいだと言う。待合場所のガソリンスタンドには既に全員が集合していた。日本人の中年夫婦、若い男性二人連れも他の車に乗っており、40人のうち日本人が5人も参加している。
トヨタのLand Cruiserの車体にTourのマークを書き込んだ7台が、いっせいに砂漠に向かう。砂漠に入ったところで、まずタイヤの空気圧を調節する。通常35kの空気を17kまで抜く。タイヤの接触面積を大きくして、砂の中でスタックするのを避ける。
(タイヤの空気を抜く)
街を抜ける頃は車の温度計が39℃だったが、砂漠に入った途端、41℃まで上昇した。夕陽が傾く頃には43℃まで上昇して、夜9時ごろ帰る頃にもまだ39℃を表示していた。砂漠の温度は熱しやすく冷めにくいようだ。
準備が出来たところで出発。砂丘の傾斜を頂上まで登り、一気に駆け下りる。45度に傾いた車体は、いつひっくり返ってもおかしくないように見えるが、そこはテクニシャンのドライバー、4輪駆動を駆使してハンドルさばきが鮮やかだ。後ろの女性二人がキャーキャーとうるさい。ジェットコースターに乗っているようで、車酔いしそうになる。しかしスリリングで面白い。助手席でおとなしくしていたら、運転手が「大丈夫か?」と聞いてくる。余計なお世話だが、「最高だ!」と応えておく。
(坂を駆け下りるランドクルーザー)
(砂丘の頂上で一休み CASとI婦人)
Dune Driveを十分堪能した後、ラクダ牧場に向かう。プリンスの所有する牧場で、全てレース用のラクダだと言う。ざっと70頭くらいはいるようだ。非常におとなしい。ドライバーに「一頭いくらぐらいだ?」とたずねると、「30,000DH(約90万円)だ。」とあっさり答える。本当かどうか疑わしいが、サウジの約30万円の3倍だが、レース用のラクダは価値が違うのかもしれない。
(ラクダとポーズ)
夕日が沈む前に砂漠の中のキャンプに到着。各ツアー会社ごとに、観光用のキャンプを持っている。まずは、4頭のラクダが迎えてくれた。7台の車で、一番乗り。早い者勝ちでラクダに乗る。I君は、いつも奥さんのかばん持ちで控えている。CASとI婦人がまず乗ってポーズをとる。近くを一回り散歩して終り。次に乗せてもらったが、なぜかI君は強硬に拒否し、別のグループの人と相乗りした。非常におとなしくて、全く危なげがない。
(ラクダに乗ってポーズ)
次に向かったのは、Sand Boarding。丘の上まで歩いて上るのがきつい。皆が転げるのを面白がっていたが、自分でも試してみることにした。雪と違ってスピードが出ないので、簡単に坂道は滑り降りることができたが、それで油断したのがまずかった。止まる方法を知らないので、そのままつんのめって一回転した。頭から靴の中まで砂にまみれ、メガネが飛び、背中に背負ったリュックに入った、サングラスをつぶしてしまった。汗まみれの身体にこびりついた砂は簡単には取れず、頭の中には砂をいっぱいかかえたまま帰ることになった。
(Sand Boarding)
日が暮れ、キャンプのバーベキューで満腹になったあと、最後のアトラクションはベリーダンス。話には聞いていたが、やや太目のお姉さんが出てきた。サウジでは、太っているのが美人の条件だとか。(本当かな?)30分間の踊りの中で、ツアー参加者が無理やり連れ出されて笑いを誘い、最後は参加者皆で輪になって踊って終了。約6時間コースで9時半ごろホテルに帰着。
(太めのダンサー)
ホテルで、湯船にお湯を溜めて、頭を洗うと、バスタブが砂の色に染まり、石鹸で身体を洗うと、石鹸にこびりついた砂が、サンドペーパーのようになって、たわしで身体を洗うような状態になった。
久しぶりにすっかり疲れ、ぐっすり眠ることができた。
3時40分ごろ、約束時間より早く、ホテルにピックアップの車がやってきた。インド人の兄さん、今日のドライバーだとの事。自己紹介をしながら、次のメンバーのピックアップ。30歳前後のオーストラリア美人、メルボルンから来たCさん、「CASと呼んでね!」と気さくな感じ。4週間の休暇の最終日にドバイを選んだと言う。「スペインが一番よかったですよ。」と旅行談義をしながら、最後のピックアップは、若いインド人カップル、I夫妻。Dubaiで仕事をしているが、砂漠ツアーは初めての体験だと言う。一人旅は、こんな出会いがあるのが面白い。
我がチームは4人で、待合場所に向かう。今回のOriental ToursのDesert Safari は、総勢7車で40人くらいだと言う。待合場所のガソリンスタンドには既に全員が集合していた。日本人の中年夫婦、若い男性二人連れも他の車に乗っており、40人のうち日本人が5人も参加している。
トヨタのLand Cruiserの車体にTourのマークを書き込んだ7台が、いっせいに砂漠に向かう。砂漠に入ったところで、まずタイヤの空気圧を調節する。通常35kの空気を17kまで抜く。タイヤの接触面積を大きくして、砂の中でスタックするのを避ける。
(タイヤの空気を抜く)
街を抜ける頃は車の温度計が39℃だったが、砂漠に入った途端、41℃まで上昇した。夕陽が傾く頃には43℃まで上昇して、夜9時ごろ帰る頃にもまだ39℃を表示していた。砂漠の温度は熱しやすく冷めにくいようだ。
準備が出来たところで出発。砂丘の傾斜を頂上まで登り、一気に駆け下りる。45度に傾いた車体は、いつひっくり返ってもおかしくないように見えるが、そこはテクニシャンのドライバー、4輪駆動を駆使してハンドルさばきが鮮やかだ。後ろの女性二人がキャーキャーとうるさい。ジェットコースターに乗っているようで、車酔いしそうになる。しかしスリリングで面白い。助手席でおとなしくしていたら、運転手が「大丈夫か?」と聞いてくる。余計なお世話だが、「最高だ!」と応えておく。
(坂を駆け下りるランドクルーザー)
(砂丘の頂上で一休み CASとI婦人)
Dune Driveを十分堪能した後、ラクダ牧場に向かう。プリンスの所有する牧場で、全てレース用のラクダだと言う。ざっと70頭くらいはいるようだ。非常におとなしい。ドライバーに「一頭いくらぐらいだ?」とたずねると、「30,000DH(約90万円)だ。」とあっさり答える。本当かどうか疑わしいが、サウジの約30万円の3倍だが、レース用のラクダは価値が違うのかもしれない。
(ラクダとポーズ)
夕日が沈む前に砂漠の中のキャンプに到着。各ツアー会社ごとに、観光用のキャンプを持っている。まずは、4頭のラクダが迎えてくれた。7台の車で、一番乗り。早い者勝ちでラクダに乗る。I君は、いつも奥さんのかばん持ちで控えている。CASとI婦人がまず乗ってポーズをとる。近くを一回り散歩して終り。次に乗せてもらったが、なぜかI君は強硬に拒否し、別のグループの人と相乗りした。非常におとなしくて、全く危なげがない。
(ラクダに乗ってポーズ)
次に向かったのは、Sand Boarding。丘の上まで歩いて上るのがきつい。皆が転げるのを面白がっていたが、自分でも試してみることにした。雪と違ってスピードが出ないので、簡単に坂道は滑り降りることができたが、それで油断したのがまずかった。止まる方法を知らないので、そのままつんのめって一回転した。頭から靴の中まで砂にまみれ、メガネが飛び、背中に背負ったリュックに入った、サングラスをつぶしてしまった。汗まみれの身体にこびりついた砂は簡単には取れず、頭の中には砂をいっぱいかかえたまま帰ることになった。
(Sand Boarding)
日が暮れ、キャンプのバーベキューで満腹になったあと、最後のアトラクションはベリーダンス。話には聞いていたが、やや太目のお姉さんが出てきた。サウジでは、太っているのが美人の条件だとか。(本当かな?)30分間の踊りの中で、ツアー参加者が無理やり連れ出されて笑いを誘い、最後は参加者皆で輪になって踊って終了。約6時間コースで9時半ごろホテルに帰着。
(太めのダンサー)
ホテルで、湯船にお湯を溜めて、頭を洗うと、バスタブが砂の色に染まり、石鹸で身体を洗うと、石鹸にこびりついた砂が、サンドペーパーのようになって、たわしで身体を洗うような状態になった。
久しぶりにすっかり疲れ、ぐっすり眠ることができた。
サウジには、エンターテインメント自体が全くありません。観光でもうけようという気もないのでしょう。オイルがある限り、何の努力も必要ないところです。
1.ドバイでは容易に砂漠のツアーに参加できるのでしょうか?
2.ジェッダには砂漠ツアーがありますか?
3.サウジではベリーダンスはもちろんご法度ですね