負け犬のつぶやき~ぴょんちゃん日記~

teacup.ブログからのお引越し。のんびり気ままに好きなことを更新してます。

第9地区を見る

2010年04月14日 19時53分00秒 | 映画の話
今日は話題の「第9地区」を見てきますた。

単なるエイリアンものかと思いきや・・・
こりゃ、痛烈な風刺映画だ。。 

そもそも。。エイリアンが現れたのは「ヨハネスブルク」。
L.Aでもワシントンでもない、南アフリカのヨハネスブルクなのだ。。
と、映画でも言っていた。

そう。。なぜヨハネスブルクなんだろう??

ここに大きな意味もあることを感じてしまった。。

animal7animal3tiger以下ネタばれあるかも 注意animal9dog4penguin


映画の基本的な紹介では人間とエイリアンは「共同生活」をしていることになっている。。

が、あれは「共同生活」なるものではない。。
どう考えても、「アパルトヘイト」そのものだ。

表向きは「差別ではなく、分離発展」だけど、実際は「居住区と生活圏を法的にくっきりとわけることにより、人間の安全を確保」をしているだけ。

そこには差別と暴力と格差・・・
人間は、自分と異なる形のものを差別していまいがち・・・

それがエビに似ているエイリアンを差別するに至ったわけだ。。

それ故の「ヨハネスブルク」なんだろうな。。と。。

演出は「クローバーフィールド」を思い起こさせる。。
ドキュメンタリータッチなのが、そのものだ。

が、あれはどっちかってーと、究極の恋愛ものだと思ってる。。

これは。。どっちかってーと、男同士の人種を超えての友情・・・かな??

はじめは自分も差別していたけど、立場がかわれば、差別されている側も、見た目が違うだけで、自分となんら変わらないことを知る。。

姿かたちはエビでも、子や仲間を思う気持ちは変わらないわけで。。

そして、お互いの気持ちが理解できたところで、芽生える友情・・的な??

最後の最後には、ほんわかした気持ちで終われたよ。

でも。。。3年後。。
エイリアンのとった行動がどうなったか・・知りたかったなぁ。。

願わくば、主人公をなんとか元に戻してあげて欲しい。。
年数がかかったとしても。。。

そう願わずにはいられない。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿