2年程前から仕事の関係で今後の生き方を模索している中、昨年2月に縁あってオーデションに受かり、7月から福岡のスタジオ通いを始めて、早いもので9ヶ月が過ぎようとしています。
毎週土曜日の2時間のレッスンでは内容を変えながら、プロを目指して「ナレーション」「歌唱」「ポートレート」「演技」「滑舌」「日舞」「CM演技」「モデル」といったものを勉強しています。
ここでは2年間を一区切りとして先ほどの基礎レッスンが終了すると同時にオーディションを受け、それぞれ自分の進みたい道に行くというシステムになっていますが、20単位のレッスンを受けた段階でコンポジと言って業界宣伝用写真を撮り(昔で言えばプロマイド写真みたいなもの)、業界のオーディションに受かれば仕事も出来ます。
私も2月初めにコンポジを撮りました。3月になって受けたTV通販のオーディションに受かり、ほんの端役ですが、今度本番撮りに参加することになりました(*^-^*)
マネージャーさんが仕事をとってくれます。
写真は 私以外は それぞれかなり個性の強い芸達者な役者揃いの面々で レッスン中は笑いが絶えないほど、ホントにおもろい 思いやりのある温かい、楽しい仲間達です。
(でも実は皆、それぞれがライバルですから真剣に取り組んで勉強してますよ)
3月23日(日)は発表会がありました。今回はジュニアからシニアまで8クラスが参加しましたが、私達にとって初めての発表会は頭クラクラ、胸ドキドキの一日。
putalyはじめとするシニア軍団(歳40代から60代)13名は今回演技に挑戦しました。台本は昔懐かしい、焼き芋屋さん、竿だけ売り屋さん、豆腐売りさん等の 「物売りの声」とフーテンの寅さんで有名な「啖呵売」が演劇に盛り込んであり 小物を使いわけて一人二役です。
3月20日のリハーサル。
「啖呵売」では舞台の中央に一人立ち演技をします。突然パッとスポットライトを浴びて
「おお~っ !! すご~い! 私はスターだぁぁ~気持ちいい~~やんけ~♪」
なんて、余裕をこくような生やさしいもんではなく、目の前には100の いやそれ以上の真剣に輝く瞳が私を見つめていて、一瞬に頭真っ白、台詞も忘れそうになり演技どころではありませんでした。
(それに スポットライトはとても熱くてお肌にメチャメチャ悪い)
発表会当日、何百の瞳だったろう。
ただひたすら ライトだけを見つめて演技するputalyでした "^_^"
今年1月から取り組んだ発表会の稽古でした。今回は10回程しか練習する機会はありませんでしたが、クラス皆で会うたびに知恵を出して、頑張った結果は出せたと思います。
良し、悪しは別問題として大事なことは、それぞれが思惑もなく惜しげもなく一緒になって物事をやり遂げること。その達成感は気持ちもスッキリして素晴らしいもんですね。 とても嬉しかったです。
来年7月まで。
今まだその後のことは未定だけど、それまでの経験は私の心の財産として返ってくることを信じて
これから また頑張っていこうと思っています。
おてもや~~ん♪ じゃないですよ!
頭に日本タオルをかっこ良くのっけて てんびん棒かついで
「あさり~しじみ~あさり~はまぐり~っ」を売りました。
もちろん!! 完売で~す。 ということにしときましょ (^^♪