one・too・3歩

myペース、てげてげ、だけど○○○○な日々。

白髪岳

2007-09-28 22:27:10 | 山歩き

                                   9月23日 (日曜日)
                               
                                白髪岳山頂より                        
   
    遥か遠く  市房山・江代山・石堂山 かな?             後姿美人? は何見てござる?            
                                    ほんの 近くにでっかい霧島連山が見えていますよ!  
 
今回はHP・メル友との初対面&山歩き。
彼には私のいつかのmailがどうも脅迫観念に襲われたらしい。
その辺の印象はどうであれ 私にとっては日曜日の山歩きが出来ることは ラッキー! な事でありまして。    それにお互いにこれまで溜め込んだ疑問? を解消できるチャンス到来ってこともありますね。
多分・・・-(*^。-*)-

どれどれ。 それじゃ霧島山は先日登ったし 外してっと!
近場でのんびり出来て、気分の良い山歩き、お花良し、山頂展望良し、ビールが旨い、
たばこが旨い(これは私には該当しません)、
それから~~ と欲張ったら やっぱり満たされる山って 見つからないもんですね~"^_^"
「お花を諦めるから後 白髪岳さん頼みますよ !!」といそいそとお出掛けです。

見上げると空もすっかり秋色。 風も心地よく爽やかな歩きとおしゃべりを楽しみながら山頂へ。
ブナ、ヒメシャラ、ツガ、ホウノキなどの樹林は いつもながら立派な姿を見せていたけれど、
早春・初夏の頃、あたり一面にフサフサと繁り 緑が鮮やかな背高のっぽのバイケイソウも 今はもうすっかり枯れていて所々で大きく膨らんだ種の重みでユラユラと揺れているだけ・・。
その頃と比べたスカスカの空間はちょっと不思議な感じで よその山に居るみたい。
良く言えば 「山中が明るいねぇ。」と言うところでしょうか。


  
      登山道両脇にずっと続く シモバシラ            ヒョウ柄のきのこ ギョッ!! 

         
         れれっ! 懐かしいなぁ~♪       真っ白シロの マシュマロみたいなきのこですねぇ~♪
   以外と登るの難しいんですよね。アハハ!
 
 
山も 何度も通うと変貌していく様がよくわかる時がある。
白髪岳は自然環境保全地区なので伐採がないということらしいが、山頂の空間は踏む度に広がってきている様な気がする。今回も自然災害の影響もあってか倒木があまりにも多く、樹木の少なさが返って際立って目に付いた。もちろん展望が良いのはうれしいことだけど。

話題が尽きず楽しいおしゃべりで二人共よく笑い、飲んで食べて、すっかりのんびりしてしまった白髪岳の一日でした。 samoさん お付き合いくださってどうもありがとうございました。
これからもお互い 山歩き楽しみましょうね。
  

  
                                       山頂にて

 time : 自宅6時20分~えびの市役所8時~登山口9時15分~登山口発9時30分
     山頂11時45分~14時30分(昼食)~登山口15時45分~えびの市役所17時30分


シモバシラ

2007-09-24 13:52:41 | お花と散歩

 冬期に枯れはじめた茎の根元の氷結が、まるで霜の柱のように見えることから
 「 シモバシラ 」 という名前がついたようです。
 過去に見つけたことがありますが、こんなにキレイに氷結したのは まだ見たことがありません。
 どちらかというと 霜柱に注目されているようですが
 お花も 小さくて真っ白で とっても可愛ゆいのです。

 花言葉 : けなげ
   
                          19.9.23 白髪岳            
   
           冬期の枯れた茎は霜の柱のよう
  


タカクマホトトギス (高隈杜鵑草)

2007-09-19 22:40:17 | お花と散歩


   
                                                             19.9月 御岳
                                                       photo : samoさん提供
                  
一度見たいと思ってた タカクマホトトギスが届きました。
 
    花びらがキバナノホトトギスより丸みを帯びているような気がします。

 色はやや薄いクリーム色でしょうか。 ソフトで良い感じ !

 蕾もまた 愛らしくて ステキですね。

 今年も逃したけれど 来年こそは 実物に会いたいなぁ~♪                                                                                                                                                        


加江田渓谷へ

2007-09-17 20:30:59 | dekigoto

昨日からせっかくの連休なのに 雨は まぁ~ジャンジ゛ャン休みなしで降っている。これでお百姓さんは助かるということなんだろうけれど サラリーマンの私には 少々痛いかな。 休日だけが楽しみの毎日だし (*^_^*)

それが今日お昼頃になると雨も上がり 熱い日差しが窓越しに眩しく感じられた。
自宅に篭っていると つい水分の摂り過ぎになって しかも透明な液体でなく 赤色だったりすると 身体が
それ色になりそうな不安もあったりして・・・アハハ !!

「多分?  ゼンゼン?  やっぱ早いだろうな・・」 と思ったけれど 気になるキバナノホトトギスを探しに加江田渓谷へ出掛けた。
それともう一つ 心身リセットの必要があったし、どっちかというとこっちが◎かな。

渓谷はこのところの雨で増水し、ゴウゴウ、ザーザー、不気味な程の大きな音を立てていて 水流は 我先にと渦巻いて競って流れているように見えて、 一人佇んで見ていると つい引き込まれてしまいそうな感覚にさえなった。 

やっぱり マイナスイオンは美味しい。 大きく深呼吸しながら ボチボチ歩く。奥に行くにつれて空気も冷やっこく 秋の訪れを感じた。

先だっての台風9号の影響だろうか・・路肩が崩れ木々が川に落ち込んでいる光景を数箇所、またひょうたん淵では頭上斜面崩壊の痛々しい姿も見かけた。 なんと悲しいことか。
それに自然の掟とはいえ、ついわが身をそこに重ねてしまう自分も 確かに歳を重ねていっている証拠かもしれない。

目当てのホトトギスはなかったけれど、渓谷沿いにはずっと イワタバコや野草が私を楽しませてくれ マイナスイオンもまた 約2時間の散策で十分過ぎる程 私をリセットしてくれた。 

  
           増水して 唸りをあげる                        至るところにあった湧き水

  イワタバコ他 見かけた主な花達
   

  
 
  
                            
  
                

 


貴腐ワイン

2007-09-16 13:42:16 | ワインのお話

そう古くはないけど いつだったかな・・・?  
関東に すごい酒好きの友人がいて、
「訪問販売でワインを1セット買ったんだけど その中にすんげぇ~マズくて飲めんかった1本があった。」 
と言っていたのが 貴腐ワイン。  「あらら もったいない~♪ 滅多にお目にかかれない高級ワインなのに・・」                 
                     
収穫までの間は 夏、晴天が続き、朝もやが立ち、午後は晴れるという厳しい気候条件をクリアしないと
造ることができないという 貴腐ワインは本当に貴重なワインなのです。
       代表的な 1959年産 シャトウ・ベイシュベル 67,000円くらい(他 お値段は色々)
 
と言う私も正直 まだお口にかかってないし 執着して飲みたいとも思っていないけれど。 アハハ!!  だってサ、 
貴腐ワインは食後に飲むデザートワインで超極甘のワインなんだもんね !!  
甘いのは苦手だから、 それだけでまず敬遠しちゃっている訳。 
それに名前のとおり「貴腐化」した葡萄、つまりカビカビだらけの葡萄が原料になっちゃってる訳ですから 
貴重だとは分かっているし 味 香りに興味があっても 中々お手々がでない  "^_^"
いつかはねぇ~と思っているけれど。


そもそもどのような経緯で貴腐ワインができたのか--- 
1847年 フランスのある領主のサリュース伯爵が、自分が帰るまで葡萄の収穫をしないよう言い置いて
ロシアに出掛けたが、 帰郷が遅れて帰ったときには 葡萄がカビだらけになっていた。 それでも
「ええ~い もったいない !!」 精神が働いて そのまま醸造し、瓶に詰めて蔵に仕舞い込んだ。
それから 約10年後、ロシア皇帝の弟がこのシャトーに立ち寄り、たまたまこのワインを味見して絶賛し、
これがきっかけで 本格的に貴腐ワインの製造が始まったと いう。


これを試飲した ロシア皇帝の弟さんの勇気には 感服の一言しかない。 
それにしても 物事は なにがきっかけで 陽の目にあうか ホント 分からないもんだねぇ。
いろんな事が 上手くいかないからって一々 ショゲている場合じゃないよ これは ! 
「いつかは あたいだって 陽の目に会える時が きっとくる・・。」 と信じて 頑張るぜ !!