皆様もご存知の通りFM-7は内蔵RAMを切り離せる
構造となっていないためRAMは64キロバイトで拡張は
できないことになっています。
ですがOh!FM誌に本体を改造して11/77互換のMMRを
設けてRAMを増設してOS-9/L2を動かす記事が載りました。
私の目標の一つはFM-7でOS-9/L2を動かすことなので
本体を改造が必要なのだろうとOh!FM誌の改造記事を
眺めていたのですが、本体を改造しなくてもMMRを設けて
RAMを拡張できそうな逃げ道があることに気づきました。
Z80カード用スロットに6809を積んだCPUカードを作成すれば
本体のRAMを切り離して独自のRAMを接続することが可能です。
ポートfd05を操作してサブcpuを操作する場合にメインの
6809とz80スロットのcpuのどちらかを選択する必要があるという
問題はOh!FM誌掲載の63C09カードが実現していたfd05ポートへの
書き込みはbit0が常に1(z80スロット)となる機能を実現することに
より対応可能と考えられます。
これは本当に実現可能か試してみたくなりました。
OSC京都にサークル参加してきました。
FM-7 2台を持ち込んで片方はFM-7の店頭デモを
えんえん流して、もう片方は当時のゲームを
SPIフラッシュメモリアダプタから起動してデモ
しました。
1月と何が違うのかというと当時は市販ゲームなんて
まずまともなもので動くものはないだろうと考えていたので
disk basicから起動するテープをコンバートしたゲームを
動かした程度でしたが、今回は当時の市販ゲームが
いくつか動かせたのと、転送速度が倍速の2キロバイト/秒に
までなったので速度的違和感がかなり減らせて、地味ながらも
改善できてよかった。
全体的な感じはOSCというイベントの性質上かなり異物感は
あるのですが、その分目立てたのか、足を止めていただいた
方にはわりと評判がよかったです。
よくなかったことは、今現在FM-7を動かしている人というのは
やはりかなり変人なのだなあということです。
確かに当時普通に考えるとFM-7でパソコンを始めたとして
カセットからディスクへのステップアップは型落ちのFM-77なり
77AVを買うのが普通だと思うので仕方がないといえば仕方がない
のですが。