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Keystone くさび?要石?

2010-12-11 10:19:40 | 地球環境・基地問題・政治関連
要石:沖縄と憲法9条
C・ダグラス・ラミス
晶文社

 

昨日の朝も富士山がくっきり見えました。 同じ富士なのに、ビルの谷間から見える富士は特大に見え、友人宅から見える富士は裾野まで見えるのに小さく見えるとのこと。 土地の高低がそうさせるのでしょうか?目の錯覚もあるかもしれないですが、人それぞれ物事の見方って違うのねと、昨晩就寝前にclick hereも同じように富士山のことが書かれていて、テレビ報道を見るたびに池田香代子先生同様ゆううつな気分になっている私です。

  

防衛に関する意見の違いって、もしかしたら、これも趣味の問題なのでしょうか?米軍基地をどけて、と言えば、代わりに自衛隊配備、それで防衛ですか?

 

この頃は、これまでになく会う人会う人、基地の話になり、それはそれで、メディアのおかげで関心は高まっていることはいいことなのでしょうが、と言っても、私も明確に何がどうと数字を上げて言うことは出来ませんが、でもね、自衛隊だって武器を持っていることに違いありません。武力ではない防衛もあるでしょう?沖縄を始め南西諸島の自然を活かした産業、観光、それで十分です。

 

海上保安庁だけで、日本の海は守れないのですか?

 

 

数か月前の友人S子のメールに、「仏壇の中に母の名前をいれたときには、母はなくなったと胸に楔を打たれたようで いいしれぬ寂しさを味わいました。」とあり、こちらでの楔、S子が意味したことは、楔を打つで、念を押す、make sure of

 

たまたまですが、前回の日記のトンネル入り口の写真にも keystone が写っているはずです。アーチ頂上の中央の石、訳の仕方で若干受ける印象が違うことはよくあることですよね。誤訳のないように、誰にでも伝わるようにきちんと書かなくては、言わなくてはと、何でも端折ってしまう癖のある自分自身、心せねば、と言い聞かせてます。

 

さて、この本の中で、著者であるC・ダグラス・ラミスさんや、「沖縄に基地は要らない 元海兵隊員が本当の戦争を語る」の著者アレン・ネルソンさんが、元海兵隊員の実際の経験を書いてくださっているのは、本当に価値のあることで最も尊重しなくてはいけない意見ではないでしょうか?

 

兵士の仕事や訓練は何を意味するのでしょう? 平和のために遠く母国故郷を離れて外地へ行くこと、それは、花束で迎えられると思っていたら大間違いだったのです。映画の一シーンのように、美しい音楽が流れてくるかと思ったら、現実のジャングルではそんなことあるわけないのです。でも、兵士の大部分は、平和のためにとの大義名分を信じ込んでしまっているのかもしれません。 

 

岩波ブックレット ↓

http://www.iwanami.co.jp/hensyu/booklet/

 

沖縄に基地はいらない―元海兵隊員が本当の戦争を語る (岩波ブックレット (No.444))
アレン・ネルソン,国弘 正雄
岩波書店

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