クリスマスの時季に沖縄へ行った目的のひとつは、現在履修中の多文化共生社会論のレポートを書くためでもありました。
課題はオーラルヒストリー(oral history)口述記録という手法を用い、ある人物の歴史や活動を記録し、それを基にレポートを書くということ。
沖縄は私にとってオーラルヒストリーを聞く対象者の宝庫でもあります。ということで、今回はこちらにブックマークさせていただいている環境カウンセラーの仲西美佐子さんからお話を聞くべく、アポイントを取って出かけました。
http://www.makiyo-yakata.jp/(エコビレッジ・マキヨ・屋嘉田)
前年度履修したディスコース研究や会話分析でも実際の会話等を録音し、それを書き起こすという作業をしましたが、その時はスマホを持っていなかったので、若いクラスメートたちがスマホをスマートに使いこなす様子を、何というのでしょう?「あー、イマドキの若い人たちはいいなー」とぐらいにしか思っていませんでした。
今回は用意万端のつもりで出かけたのですが、どうも、スタートボタンと停止ボタンを押し間違えたようで、話し込んでいるうちに画面はスリープになっちゃうし、途中で確認したら、重要なお話の部分が録音されていませんでした。
でも、メモをとりつつお話は聞いたので、大まかな話の内容は覚えているつもりでした。
今日は、きちんと録音された部分の聞き直しとメモを参考に調べものをしていたら、戦後70年の沖縄の問題は根が深い。
聞きかじりの諸問題のおさらいに時間を費やしました。約30年前の今頃、二男を出産し今日まで故郷のことは頭の片隅にはあったのに何もきちんと把握できてなかったように思います。空白の30年と言えるかも。
仲西美佐子さんのところにお邪魔したのは二時間弱でしたが、琉球の歴史をコンパクトにまとめ話していただきました。
ありがとうございました。またお話聴かせてください。よろしくお願いします。