今学期横浜市大で科目履修している滝田祥子先生の多文化共生社会論もいよいよ来週が15回目で最終週
多文化共生社会論、ざっと検索してみると英語ではMulticultural Symbiotic Societies!?
本来なら、学部で多文化共生社会論に用語等について講義を受けてから大学院でのディスカッションに参加すべきなのですが、私はかつてまたは今でもマイノリティーと思われる沖縄出身ということと、アメリカのウエスレヤン大学で社会学を専攻したことと、留学時にTOEFL550のスコアを取得していたことで科目等履修生として受け入れていただけたのだと思います。
大学院でその分野(移民、文化人類学等の)修士や博士を取得した方々の中で受講することは、私にとってはトップダウンの学習法になります。また時間(time&money)ができ次第、勉強し直したいと思っています。
さて、15回の授業で毎回、先生からのサジェッションを受け、自分なりに書けることを書いてレポートを書いたりディスカッションに参加したりさせていただきました。
最終的に取り組んだことはエコビレッジ・マキヨ屋嘉田を運営している環境カウンセラーの仲西美佐子さんから直接お話しを聴き、それを基にレポートを書くということ。それ以前に、全員で「同化と他者化ー戦後沖縄の本土就職者たちー』を読んだので、それと関連付けて書くことができれば良いのでしょう。
同化と他者化 ―戦後沖縄の本土就職者たち― | |
岸 政彦 | |
ナカニシヤ出版 |
今回の仲西美佐子さんのお話の内容の一部は、メールマガジン「オルタ」仲西美佐子「誇りある豊かさ」で何を思うかーー内容を固める責任とほぼ同じです。
この中で、仲西さんは「琉球非武の成り立ち」を書かれています。琉球(沖縄)は遠い昔から非武の国なのです。もともと武器を持たない国が基地の島にされてしまった、どうしてなのでしょう?
下記は以前から手元にあった本を履修中に読み返したもの、それから沖縄に帰省の折に叔母宅で叔父の本棚から見つけ借りてきたもの、それから滝田先生にお借りしたものです。
先週の授業の後、先生が「掲示板に沖縄のセミナーについてのお知らせがあったわよ」とのことで、
帰りしな上の階に上がり写メ
ということで、教室セミナーに参加させていただきました。
この中で特に自分自身にリマインドさせた、また全ての日本人に知ってほしい語彙と数字は「皇軍」
そして、沖縄戦での死亡者数です。
大学生とともに講義を伺って「平和学習」は必要なのだということがよくわかりました。
それは、70年前に戦地になってしまった「平和の島」沖縄で行われることに意味があると思います。