楽園

宮部みゆきさんの本を久しぶりに読んだ。以前、この本↓が話題になって、中居くんが主演の映画にもなったよね～。

模倣犯〈上〉 宮部 みゆき 小学館 このアイテムの詳細を見る

模倣犯〈下〉 宮部 みゆき 小学館 このアイテムの詳細を見る

この『楽園』は、『模倣犯』でフリーライターとして犯人をあばいた女性が主人公。あの別荘や、『ピース』の存在もリンクして、続編ではないけれど、あの事件との関わりから、事件にのめり込んで行く。。。

『ピース』連続殺人犯、愉快犯、血も涙もなくて、人をコントロールすることが大好きで、苦しんでる姿、追い込まれてゆく姿、不幸になっていく姿に快楽を覚える超ドSな男。親をも殺し、残虐でエゴイストで傲慢で、頭がいいと思ってる自惚れ屋、人の命を何とも思っていない憎むべき男！！まぁ育ちも問題あったのだけどね。。

。。。というのが『模倣犯』の感想だった（笑）『楽園』によれば『ピース』は拘置所にいれられ、死刑という判決に控訴をしてる最中だそう。この後に及んで、またジタバタしてるのかぁあああと思っていたら。。。

拘置所内で自分の『毒』にやられてるそう。。。。

そうだよね。。拘置所内では、もう誰かに毒をばらまけるはずはなく、最後には、自分の持ってる毒で自分がやられてしまうよね。。

恐怖を感じ、不安を感じ、追いつめられてる感をもち、いつも何かにビクビク怯えてる、、安心とか平穏とか味わうことなんて出来やしない。

まわりにどんな嘘をついても、だましても、自分自身はだませない。自分のしたことは自分に返る。。。。

。。でも、そんな殊勝なヤツとは思えなかったのだけど（←入れ込み過ぎ）ホッとした（笑）←なんか、さっきから私、毒吐いてます

本題の『楽園』の感想は。。。。

おもしろかったけれど、ストーリーに行き詰まりを感じる　上下刊の『上』はやめられないとまらない。。だったけど、『下』では間延びを感じるよぉ。問題がすり替わっているというか。。『結局？？』と不完全燃焼。。。

あとひと押し、解明してほしかったな～。

。。。と勝手な感想でした

『模倣犯』は。。。読み返すことはないかも　今のニュースを見てるだけで、もうウンザリだもの。。

でもわたしたちは、の度数の高い世界をめざしていきましょうネ　
楽園のような。。。

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