今日はあかりちゃんが一番に起きました。
あかりちゃんはお姉ちゃんなので、
朝目が覚めると、まずトイレに行き、
それから寝ている人を起こさずに、
そーーーっと寝室を抜けて、1階に行き、
そこでテレビを見たり、お絵かきをしたりして、
大人が起きてくるのを待っています。
しばらくするとお母ちゃんが起きました。
さくらはお母ちゃんが起きるときも、
まだ夢の中でした。
もうすぐ冬休みも終わるし、
今日はゆっくり寝かせてやろうと思って、
お母ちゃんはさくらを寝室においたまま、
ひとり1階に下りて来たのでした。
最近、さくらはお寝坊さんで、
ほっておいたら昼まで寝ているかもしれません。
ちなみにそんなに遅くまで起きているわけでもありません。
昨晩は9時に寝ました。
おかあちゃんとあかりは、一緒にパンを食べたり、
ぼーーーっとしたり、優雅な朝のひとときを過ごしていました。
こうしていると、たいてい、さくらが起きて
2階で泣いているか、「おかあちゃーーーん」と
半狂乱で叫んでいる声がするものです。
今朝もそうだろうなと思って、2階の物音に
耳を傾けつつ、ぼーっとしていました。
すると・・・・
ふいにリビングの戸ががらっとあいて、
「はよっ!」
なんとさくらが立っているではありませんか。
さくらは一人で起き、周りに誰もいないことを悟ると、
一人で階段を下りて、リビングにやって来たのです。
1年と10か月。
毎朝、さくらが朝起きたらそばにいて、
「そばにいるよ」と青山テルマのごとく囁き続けた日々。
その日々は、今日で終わったのです。
さくらは眼が覚めたとき、そばに誰もいなくても、
リビングに行けば誰かいるという安心感と、
そこまで自力で到達できるという技を習得したのです。
ばんざーーーーーい!
ばんざーーーーーい!
ばんざーーーーーい!
まさに「大人の階段のぼる~」じゃなくて
「大人の階段おりる~」ですわ(笑)
お後がよろしいようで。
おなかの中にいる時から知っているさくらちゃんが、そんなに成長したなんて。
あかりちゃんは、ホントにおりこうさんですね。
それもこれも、おかあちゃん、おとうちゃんが、愛情いっぱいに育んでいるからこそなんでしょう。
ちなみに、うちの姉んちの兄妹は、両親がいつまでも起きない傍らで、いつも静か~に二人で遊んでいました。
二人は今、とても絵が上手で、兄は美術科へ、妹も目指しています。
子供って、すごいね!
そうやってどんどん親の手を離れていくんだろうね~
なんだか嬉しい反面寂しくなっちゃいそうだわ
しかし、アカリはえらいね~
まさにはははるの子ね
寝てる人を起こしたら大変なことになるのを
アカリはわかってるんだわ、きっと
そのうち、あかさくは下に降りてて
はははるがずっと上で寝てたりして
また仕事が始まるので、しばらくは朝早くにたたき起こさなければならず、次にこういう場面に出会えるのは、春休みかな~と思うと、
それはそれでなんだか申し訳ない気がします。
モチ好きだし。
「寝ている人を起こしてはいけません」
って言い聞かせてるからね~。
あながち間違ってもいないでしょう??
子どもたち二人で起きて遊ぶ。
これこそ私の理想よ~。