pure river

環境問題やフェアトレードなど私達夫婦が日々の思いを織り交ぜながら勝手気ままに作っているブログです。

ファンドレイジング

2015-09-22 00:34:29 | フェアトレード
今日テレビで、中米ホンジュラスのスラムで村を作った日本人のドキュメントを放送していました。
その人は、ストレートチルドレンたちを助けるための孤児院を作り、更に学校を建設しています。
ホンジュラスは治安が非常に悪く、ギャングが戦闘要員とするために子供たち誘拐するそうです。
孤児院の周囲は電気が流れている柵で囲まれ、機関銃を身に付けた兵隊が警備をしていいます。
村を作るためにお金のない彼がしたことは、アメリカでの清掃員などの仕事と募金です。
22歳だったと思いましますが、若い彼が始めた命がけの一大事業、本当に素晴らしい。
久しぶりに感動しました。
当初集めた募金は、村作りと孤児院作りで使い果たしたそうですが、今なお学校建設などを進めています。
その活動を支えているのは世界からの募金で、月500円の募金が世界各国から集まっているそうです。

私たち夫婦も、ユニセフワールドビジョンWWFなど、少額ではありますが毎月募金をしています。
経済的に苦しい時期が何度もありましたが、これだけはやめないで頑張ろうと二人で話し合って決めています。

一般的には、募金などでお金を集めることをファンドレイジングと言います。
ファンドレイジングと言うと、NPOやNGOの資金集めや、ユニセフやワールドビジョンなどの寄付を思い出しましますね。
日本ではなじみの薄い言葉ですが、アメリカではファンドレイザーなる専門家もいます。
環境や福祉の世界では、ファンドレイジングを使って資金調達するNPOなどが増えてくるのではないかと思います。
スポンサーは、個人だけでなく企業もあります。
企業の社会貢献を考えると、1企業が独自で何かに取り組むよりも、”こういう問題を解決したい”という思いを叶えてくれるNPOなどの活動を支援した方がより現実的ではないでしょうか。

ファンドレイジング道場”というブログで紹介されていた、あるファンドレイザーの方の言葉が印象的だったので、引用させていただきます。(ファンドレイジング道場管理人様、すみませんが引用させていただきました)

「私は、寄付をお願い(ask)したことはない。私の団体は、社会のある問題に関して、解決策を持っている。私の仕事は、その問題が解決して欲しいと願っている人(寄付者)を見つけ出すこと。そして、その人に、私たちの団体の持つ解決策が、その人の願いを実現するのに役立つことを理解してもらうこと。その人の願い(夢)を実現するため、私たちの団体や解決策が、その人の人間としての情熱(passion)をかけるに足るものであることを「感じて」もらうこと。」 


pure river ホームページ:http://www.k4.dion.ne.jp/~p-river/
晴美のブログ”素人屋雑貨店”:http://blog.goo.ne.jp/shiroutoya/

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