blogピュア1st.

Teacupブログより引っ越して来ました。
好きなマンガや、創作マンガについて語ります。

大相撲…3「・・・世論」

2010-02-09 22:44:00 | ノンジャンル
理事会も朝青龍の処分をどうするか、意見も半々だったところを、最終的に「国民の意見」も考慮しての判断がくだされたのだと聞きます。「国民の怒りが収まらない」とか言ってたかな?

「世論」ができあがっていたようです。
お茶の間にとっては「娯楽でしかない事」を、そのお茶の間のみなさんが気づかぬままに

でもその「世論」なるものは、スポーツ紙とテレビのワイドショーによって組み立てられたものでしょう?
「暴言があった」「サッカーしてた」「品格が足りない」「ガッツポーズした」

・・・。

あ~、土俵の上でのガッツポーズはいけませんね。ボクもそれは思います。様式美の世界ですから。

とは言っても、それを持って朝青龍のマイナスとは感じません。いずれ年齢的に引退するのだし、「ガッツポーズを継承する力士など現れない」はずですから。すぐにでも朝青龍を辞めさせる理由にならないと感じました。(殴打事件を待つまでもなく)この時点でも横綱をクビにしたい人たちはいたと思いますが、後々そんな事もあったと思い出せる、珍プレーですよ。

しかし国民的には「朝青龍はヒールとなって」いました。
マスコミに先導される形で・・・。
ボクらの世論なるモノは、スポーツ紙やワイドショーによって育てられたのです。

「国技だから」「横綱の品格が…」と怒りの国民は考えるのでしょうけど、スポーツ紙やワイドショー以上の情報は持ちません

それで騒動が加熱して、マスコミが世論調査をすると、80%ほどが「解雇/引退やむなし」と答えたといいます。・・・世論とは言いますが、その正体は「マスコミの受け売り」で、フィードバックしたにすぎませんね。

マスコミが誘導した持論を、世論だと持ち上げたようにしか思えないですねえ・・・
コメント
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