blogピュア1st.

Teacupブログより引っ越して来ました。
好きなマンガや、創作マンガについて語ります。

初代チャンピオン。WBC

2006-03-22 00:08:12 | ノンジャンル
WBCの結果は日本の初代チャンピオンで終わりました。
まるで一本のドラマを見ているようでしたね。【イチロー選手】「(優勝の)具体的イメージはしてなかった」と言うように、どこまで優勝候補と競りあえるか、という思いしかなかったんじゃないでしょうかねえ~選手もファンも。

ただ【王監督】の口からは「日本を世界一にする」という言葉があって、それを実現したのはスゴイなあ~と思いました。王さんには本当に自信があったのでしょうか。


ドラマチックだと思える要素としては、ボクらが“イチロー目線”で大会を追う事ができた点があると思います。様々な印象的な言葉がありました。一度は「野球人生最大の屈辱の日」とまで語っているのです。そのシーンはまさにドキュメント映像でした。パフォーマンスではなく…。


あれは夢だったのか?と思えるような、どん底の一瞬があったのです。記者会見の「チャンスがあれば(準決勝で)もう一度戦いたい」と語っていたけれど、見ているボクらは「もうそれは無いでしょう」と思っていたんじゃないかと思います。しかしチャンスは訪れました。

再びチャンスが来るまで、選手達はけっしてモチベーションを下げる事なく黙々と調整をしていたと言います。それが一流のアスリートなんだなあ…。精神的にもタフな連中なのでしょうね。


イチローの「30年発言」というのがありましたが、スポーツマンならあれくらい普通の発言でしょう。誰を侮辱したわけでもない。「…それぐらいのつもりで頑張る」と言っているのだから。
また敗れた時に、韓国と日本の「勝敗を分ける違いは何もない」という言葉も強く前向きな表現で、彼がしっかり言葉を選んでいるのが判る名言だと思います。


王監督はチームを、イチロー他選手たちは監督を、世界一にするという思いで望み、絶望の淵に立たされ、望みは捨てず、最高の場面で持ち味を出し切った。感動というのは感情の揺れの幅を言うんだな…と思いましたよ。

決勝戦のあと、キューバの選手たちがイチローと記念撮影をしていた。いい光景だなと思いました。
コメント (1)
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