お正月。
「靖國神社に参拝して遊就館行かない？」
と、ウチの一番年若なスタッフを誘いましたトコロ。
そのスタッフ特有の、とあるご縁で靖國神社勤務の方から…
『そういう事でしたら正式参拝なさいませんか？』
…と、とんでもなく有難い、身に余るご厚意を賜りまして…。
行ってまいりました、靖國神社。
上の写真は遊就館でして、博物館ですね。
実は私、緊張しっ放しで靖國神社自体のお写真をあまり撮ってないんですわ…😓
というのも。
靖國神社自体初めての参拝でしたが、そこにいきなりの正式参拝。
しかも非常に身に余る御待遇を頂きまして…。
なんと待合いの御部屋をご用意頂いてしまったのです。
ウチのスタッフ全員一同…只々…呆然。
なんとそれが、一般的な待合室ではなかったのです。
写真は勿論撮りましたが、此処にはアップ出来ませんです、ごめんなさい。
政府閣僚参拝の折にご用意される待合室の、その格下のお部屋だったのです。
もう胸バクバクですよ。
その後に正殿での正式参拝。
正殿までの渡り廊下の長さよ！
不思議な空間に感じましたね…。
そして正殿では。
あろう事か、光栄にも私らスタッフ一同のみの正式参拝。
参拝時は他の参拝者と合流してご参拝願います、と幾度も言われておりましたのに。
本当に何故かなぜか。時間やタイミングのせいなのか。
何故か私たちだけで…正式参拝という身に余る偶然。
それだけでも涙が出そうなのに。
その後に遊就館へと参りました。
特攻せざるを得なかった、英霊になる道しか無く当時若者だった皆様が、生前ご家族に宛てた手紙や遺書、辞世の句の数々。
途中で我慢出来ず、ついに落涙…。
【英霊】
【特攻】
などの言葉を使用するだけで、SNSなどでは、なんだかんだと議論が始まるようです。
議論する事自体はとても良い事と思います。
議論出来るだけの自由と、平和がある証拠でもありましょう。
御魂の皆様は、自分達の代わりに大いに議論してくれよ…と思っておいでかも知れませんし。
…あの…ですね。
私ね。
正殿で正式参拝した時ですけれど。
『あなた方後世の皆さんが
今そこに生きていてくれるだけで嬉しいよ
それだけで本当に良かった』
とね、聞こえて来たような気がしたんですよ。
正殿の大きな大きな御神鏡の向こうから、そんな風な声が。
なんとなくですが、聞こえてきた気がしたんです。
『良かったねぇ…良かったねぇ…』
と言い合っているような。
そんな感じがしました。
待合いに戻ったら、巫女さんがお手ずから立ててくださいました抹茶と、和菓子がご用意されていました。
とても美味しくて、温かくて。切なくて。
感謝しか出て来ない。
心が涼やかに真っ白になりました。
靖國神社の御神職の皆様、そしてウチのスタッフの御友人様、本当にお世話になりました。
心より感謝しております。
ありがとうございました。
そしてとても勉強になりました。
お衣装の撮影にも御快諾頂いて、終始和やかに接してくださいました。
靖國神社の御神職の皆様余りに優しいです。
お正月から、おそらく一生に一度であろう、本当に貴重な体験をさせて頂きました。
え❓
どうしてこの時節、このタイミングで参拝したのかって❓
何ででしょうね。
私にもわかりません。
そしてその翌日には
映画【この世界の さらにいくつもに 片隅に】も観に行って参りました。
いやぁぁもう‼️
ほぼ新作と言っても過言でないほどの手の入れ様にビックリしました。
そして、昨日の今日の効果か…しんしんと沁み入りました。
とんでもない名作です。
靖國神社正殿での正式参拝は良いですよ。
そしてその折には、遊就館へ是非足を運ばれることをお薦め致します。
