日渡ぷらす日記

   
 まんが描き日渡早紀本人のブログ
 『ぼく地球』とか『ボク月』とか『ぼく歌🌏』

よろずに思うことアレコレ

2011-04-01 00:08:00 | たわごと
いつでしたかね…。

『もう3月か。こんな調子で6月が来て9月も来るんだろうなぁ』

みたいな事をここに書いたことがありました。
…そう思っていた頃というのは、なんと無防備であったことか。
当り前な毎日が当り前に来る事を当たり前に思っていたという。
そんなだからいけないんですね…。
全部当り前ではない。
奇跡の上で生かして頂いていると。

さて、今回の震災。
被災者以外の世間一般反応を観ておりますと4方向に分かれてる気がします。

[パターン1]
出来るだけ新しい情報は知るように努め、被災者に少しでも
心だけでも寄り添おうとする。

[パターン2]
とにかく自分が出来る範囲の事と仕事を一生懸命にやり
自分なりに社会貢献をして被災者と国を支える。

[パターン3]
いつまでも辛い事ばかりでは息が詰まるので
そろそろ情報収集も自分なりに受け取る種類を絞る。

[パターン4]
いてもたっても居られないので何かする。ボランティア活動で実際に動く。


いえ、どれがどうだと非難するものではありません。
単にそんな現象が起きてるなと思っただけで。

パターン1の方はいわゆる頑張っちゃうタイプだと思うので
たまには趣味を楽しむことも忘れずに。

パターン2の方はおそらく大多数を占めると思われる日本人気質ですが
計画停電の時くらいはホッと一息ついて休むべし。

パターン3の方はそれでいいのです。自分にとって一番必要な事を
自ら選んでる筈ですから。

パターン4の方は素晴らしいです。けど疲れが溜まらないように
して下さいね。体力だけでなく心力も温存を。

今までに無い事が起きた時、どう行動するかは
その人の人となりを顕わにしますよね。
首都圏で起きた買い溜め現象はやおら叩かれておりますが。
確かに被災地を思えば控えるべき行為だったかもしれない。けど。
私は一言申し上げておきましょう。

備蓄に走るのは守らなければならない存在を本気で守ろうとしている証拠。主婦をやおら責めるのはやめてほしいです~。

主婦の皆さん。私は皆さんの味方です。
何故なら、家庭において家族を守るすべての仕事を担うのは
主婦なのだという現実を知っているからです。
現実に食料や料理や子供の健康を支えて行くのは母親です。
それどころかそれを揃えたり買いだしするのもほぼ主婦の仕事。
さらに今時の主婦は仕事だってしている。

それにこれからの日本を支えて行くのは
おそらく主婦だろうなと私は本気で思うのですよ。
何故かって?そりゃあ、主婦は打たれ強くて現実的でたくましいからです。

自分以外の存在の為に動く人は強い。なぜか強い。
これは主婦の強さの一つの示顕でもあったのだと思うわけで。

家族と言う、自分以外の存在を生かす為に
成り振り構わず黙して動くという
その母性的かつ強いサバイバル精神を持っているのは
誰あろう主婦だと認識するような現象だなと、私は思ったのでした。

因みにね。これら主婦の皆さんはある意味パターン4に該当するとも言えます。
家族以外の存在にもその母性が動けばもっと素晴らしいですよね。
そしてそんな天使のような主婦は、これからどんどん増えていくような気もします。

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