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macrobiotic cafe pupu kitchen

名古屋市西区の”ヘルシングあい”にあるナチュラル&オーガニックカフェ、”pupu kitchen”のスタッフブログです。

スタッフ彩の正食医学講座レポート

2024-10-02 10:59:07 | スタッフブログ

この度、東京都目黒区にあるオーサワジャパン池尻大橋店にて開催された『正食医学講座』を単発受講しました。
内容は、
①アトピー、アレルギーの食養生
②糖尿病の食養生
③アトピー、アレルギーの手当て法(外用/内用)。
今の私にとって非常に興味深く、そして学ぶ必要性があるアトピー、アレルギーの講座でした。
講師は、延べ10,000人以上の食養指導の実績がある磯貝昌寛先生。心地良い声色と分かりやすい解説で一語一句聞き逃さまいと前のめりで聞いていたらあっという間に時間も経っていきました。
アトピー、アレルギーはもはや国民病。2人に1人は花粉症という時代。腸内細菌と大きく関わりがあり、鶏卵や牛乳もホルモン剤、抗生物質の入ったエサで飼育されているかそうでないか、小麦も農薬使用、品種改良されているかされていないか、で体に出る反応が違ってくるそうです。鶏の腸を裏返すと慣行飼育の鶏の腸は絨毛がほぼ無くツルツル。食養有機飼料の鶏の絨毛はびっしり。ツルツル腸だと体の中で炎症反応が起こってくる、これがいわゆるアレルギー反応。人間の腸も同じ事が言えるそうです。炎症反応というのは「治そう!」という証拠で、絨毛を生やすことを促進させ炎症を抑えることになり、促進させる方法が食養。ガン患者の方も絨毛が減っている事が分かっていて、現代の病気の人は絨毛がすり減っているため、絨毛を生やす事が大事とのことで腸との関わりが良く分かりました。
陰陽の見方で花粉症をみていくと、陽性花粉症は、鼻詰まり目の痒み症状。陰性花粉症は鼻水くしゃみの症状。手当てはその逆(陽性症状には陰性の手当て)をする。極めてシンプルな方法ですが、まずは試す!例えば、陽性症状には椎茸や舞茸のスープ。そして「美味しい!」と思えば、その手当ては体に合っている、ということになります。
アトピー性皮膚炎も陰性のアトピーと陽性のアトピーがあり、陽性のアトピーの皮膚の状態はカサカサ乾燥していて、赤みが濃い。患部も、背中、腰、脚などに多い。
陰性アトピー性皮膚炎の皮膚の状態は、ジュクジュク赤みは薄い。幹部は肘の内側、胸、お腹、頭皮、おでこ。当てはまる事が多いのはどちらか?ここまで具体的な症状だと当てはめやすく、手当て法も絞られてきます。私は陽性アトピーに当てはまり、納得がいきました。実際に生後6ヶ月の赤ちゃんの乳児性湿疹に体質など見極め手当てをしたところ、数ヶ月で結果が現れたという症例もあるそうです。実際の赤ちゃんの肌写真も見せてもらいましたが、みるみる綺麗な肌になっていく過程に驚くばかりでした。大人の場合は、もう少し根気よく、早くて1〜2年はかかるそうです。
アレルギーの原因は、①食生活の欧米化(動物性タンパク質の過剰)②幼少期の住環境③幼少期からの予防接種(ワクチン)④抗生物質、抗菌薬、抗菌グッズなどによる体内外の常在菌の不調和⑤運動不足⑥咀嚼力の低下⑦口呼吸の増加。
これらが健康を二極化しているのが現状。日本人の基礎代謝量は夏は最も低く、冬が最も高い為、アトピーは冬に治すのが適している。
とにかく体の中心である腸能力を高める食と生活を行う。腸は会社組織でいうと社長、皮膚は末端の平社員。社長である腸がしっかり指示を出せば末端の平社員である皮膚もしっかり動き働くということ。腸を徹底的に綺麗にしたら肌は必ずすごく綺麗になる‼️
話を聞いて希望の光が見えてきたのが実感しました。

糖尿病の食養生もやはり腸内と大きく関わりがあります。
統計上日本人1人あたりの砂糖消費量は減っているが、なぜ糖尿病患者は増え続けるのか。それは人口甘味料の消費量が増えているから。1人当たりの年間消費量は2.2kg!ノンアルコールビールにも、お菓子(塩系のお菓子にも入っている)、インスタントラーメンなど。無意識に取っている。人口甘味料は砂糖の160〜200倍の甘みを感じるという。
「砂糖+油+塩」の中毒性はそれは恐ろしく、正しく「やめられない〜止まらない〜♪◯ッパ◯◯◯◯」にループになる。この意味を履き違えていました。
人口甘味料には腸内細菌のバランスを崩して血糖値が下がりにくい糖尿病と似た状態にする作用が研究結果としても出ているそうです。
人口甘味料の摂取を避けるには、やはりマクロビオティックの野菜の自然な甘みを活かしたお料理が最適。そして味覚を正常にさせること。砂糖の毒消し(中和)になる、玄米、梅干、味噌汁、海藻、旬の葉物野菜などなどの食事をする事がいかに大事で、病気を寄せ付けないことにつながっています。

お手当て法
⚫︎こんにゃくシップ
アトピーアレルギーは腸の冷えからくるので、とにかく温める。


⚫︎野菜スープ
腸の炎症を取る、動物性食材の毒消しには干し舞茸、干し椎茸をベースに。


⚫︎黒焼きの葛湯
喘息や気管支炎など肺の症状には昆布の黒焼き。皮膚や腸の炎症には梅干しの黒焼き


⚫︎ドクダミの煎じ汁
アトピー、アレルギーに。飲んでもバッティングでも。ドクダミの香りを嗅ぐ。

休憩時間も入れて約5時間の濃密な講義でした。受講して本当に良かったです。
このままではいけないと思い止まり、立ち返り、学びを深めるー。
今更ながら、その気持ちを噛み締め胸を熱くしながら帰路につきました。


スタッフ有紗の東京ディナー レポート

2024-09-30 11:07:14 | スタッフブログ

9月27日にオーサワジャパン池尻大橋店で開催された磯貝先生による正食医学講座に参加するため東京に行ってきました。

 

講義終了時刻は16時30分。

せっかく東京にいるならと同行したスタッフの坂口さんとディナーをいただくことにしました。

向かったのは表参道駅から徒歩7分ほどのところにあるvegan veggie 嫦娥(ヴィーガンベジジョウガ)さん。

嫦娥とは中国神話に登場する月に住む仙女のことだそうです。

嫦娥さんは、薬膳を使用した創作中華料理のお店でヴィーガン対応&化学調味料不使用のこだわりあるレストランです。

私たちが注文したのは「嫦娥スタンダードコース」と「桂花烏龍茶(グイファウーロン茶)」。

まず食事前に桂花烏龍茶をいただきホッと一息。

桂花とはキンモクセイのことですが、キンモクセイといっても市販の芳香剤のような強い香りはなく、

飲んだときに優しい香りがフワッと広がり烏龍茶の独特な苦味を緩和してくれます。

桂花は肝機能に働きかけることから目の疲れを癒す効能があるそうです。

 計4時間30分の講義を受けた私達に最適なドリンクでした。

 いよいよコース料理最初の前菜が到着。

 前菜はカオフー、干し豆腐の和え物、ベジサーモンの3品です。

 カオフーとは、写真1番右側の料理で豆腐をスポンジ状に加工したものときのこなどを醤油と砂糖で甘辛く煮た上海の家庭料理です。

 食感は車麩に似ていて弾力のある食感が癖になります。味染みも抜群です。

 干し豆腐の和え物はごま油香る日本でいう中華春雨サラダのような味わいでした。

 

 2品目は豆腐のカダイフ揚げ。

 下味のついた豆腐にそうめんを巻いて揚げています。

 華やかな見た目でかつ美味しいので家でも試作してみたいなと思っています。

 3品目は旬野菜のミックス炒め。

旬野菜を塩と油で炒めてとろみをつけたシンプルなお料理なのですが、野菜の甘み・旨み・食感を

最大限に活かしたとても美味しい料理でした。

 ププキッチンで使用する野菜はどれも味が濃く本当に美味しいお野菜です。

 自然食品を扱うスタッフとしてそれらの旨みを最大限に活かせるような調理ができるように

なりたいと思わせてくれる1品でした。

 4品目はグリーン麻婆豆腐。

緑の野菜ペーストを使用した鮮やかな色合いで山椒たっぷり刺激的な1品です。

 嫦娥さん1番人気のメニューだそうですが辛いものが苦手な私は痺れる辛さに途中から唇の震えが止まらなくなりました(笑)

 山椒好きな方にはオススメです!

 5品目はベジハンバーグとプチ玄米ご飯。

ソースは黒酢を使用したコクのある甘めの餡で中華風のハンバーグです。

 最後は白キクラゲ入りゼリーで締めくくりでした。

 あっさり爽やかなゼリーです。

 白キクラゲには肺を潤し肌の乾燥を防ぐ効能があるそうです。

 美容効果も期待できる嬉しいデザートでした。

 嫦娥さんでいただいた料理から、味だけではなく見た目を華やかにする工夫や素材の味を活かす調理法の

大切さを改めて実感したので自分自身の料理に取り入れられるよう努めてまいります。

 ごちそうさまでした!


スタッフ有紗の「健康の秘訣は食べ方にもあり!?」

2021-02-09 16:02:22 | スタッフブログ

今年からププキッチンのホールを主に担当しております、野田です。

 私は一月に当店で開催されたマクロビオティック講座に参加させて頂きました。講座は、理論を学ぶ座学と調理法を身につける実習で構成された、マクロビオティックの基本を網羅した内容となっていました。その中でも私が特に興味深く感じたのがマクロビオティックの食べ方についてです。身体の不調の改善になるべく多くのエネルギーを注ぐため、どの食べ方においても消化に負担をかけないよう考え尽くされていたからです。

 講座では基本となる四つの食べ方を教えて頂きました。

 まずは、「よく噛む」ことです。親指の第一関節程度を一口の量の目安とし、三十回以上噛んでいただくというものです。たくさん噛むことで二つの側面から消化を助けることが出来ます。

 一つは歯で噛み砕くことで物理的に食べ物を細かくする効果です。

 もう一つには咀嚼し、消化酵素を含む唾液の分泌を促すことで化学的に口の中の食べ物を分解することが出来るという利点もあります。

 一物全体を基本とするマクロビオティックでは玄米や野菜の皮など食物繊維を多く含む食品を食べる機会も多いです。消化不良を起こさないためにもよく噛むことは大事な要素であるように感じました。

 次に「腹八分目以内に収める」ことです。食べ物を消化するために身体の中では膨大なエネルギーを消費しています。食事量を減らすことで消化に使われずに余ったエネルギーは、身体の回復のためのエネルギーとして使用することが出来ます。

マクロビオティックを普段の食事に取り入れると、お通じであったり肌の調子が良くなったりするとのお話をよく聞きます。マクロビオティックで取り入れる食材はもちろんのこと、食べ方にも身体の調子が良くなる秘訣があるのかなと思いました。

 三つ目は「消化を助ける順番に食べる」ことです。胃を動かす塩分や酵素を含むお味噌汁やお漬物を食事の一口目に食べることで胃腸が働く準備を始められます。また、食前の湯茶を控えることで胃酸が薄くなるのを防ぎ、消化の負担を減らします。

 最後は「歯が生えているバランスで食べる」というものです。人間の歯は計三十本のうち、穀物をすりつぶす臼歯が二十本、野菜を切る前歯が八本、肉をちぎる犬歯が二本となっています。つまり、穀物を六割、野菜を三割、たんぱく質を1割のバランスで食べることが人間にとって一番最適で身体に負担のかからない食べ方となります。肉食動物は犬歯が特に発達しているなど、それぞれの動物の歯は食べるものに応じて進化してきました。そのことを踏まえて考えてみると歯のバランスで食事をすることも納得です。

 今回の全2回にわたる講座でマクロビオティックの基本となる考え方や調理法を学ぶことが出来ました。しかし、まだ自分の身についておらず、職場でご指導を受けることも多々あります。その度に反省をしながらも、学んだことをアウトプットする場があることにとても幸せを感じています。自宅と職場での実践を通してマクロビオティックを定着させていくことが現時点での目標です。

 まだ、働き始めたばかり、マクロビオティックについても知識が浅いです。是非、私を見かけたら(私は、黒いエプロン、オレンジの三角巾を着用しています)

お客様の色々な深い知識を共有して頂けると嬉しいです!

 

実習では

・玄米ご飯・すまし汁・大根の竜田揚げ(ごぼうとえのきの素揚げ添え)・小松菜の磯和え・りんごとさつまいもの葛煮を習いました。


スタッフ彩の「マクロビオティック講座に参加しました」

2021-02-09 15:58:28 | スタッフブログ
今回は先日(1/17(日))当店のキッチンスタジオで開催された
「今日からスタート!簡単マクロビオティック講座(全2回)」に参加させてた頂きました事についてのお話です。
 
 講師は、米粉とヴィーガンのお料理教室を開催されていて、リマクッキングスクール師範科を終了されている西本容子先生です。スラッとして知的な美人先生です。
お恥ずかしながら「マクロビオティック」についてきちんと学んだことがない私ですが、先月号に掲載されていた当講座案内にあった「まずは知りたい方のための講座」のフレーズに惹かれ参加を決めた私です。
 
 当日は生徒3名。開始早々まず、自分で梅干をつぶし、番茶・醤油、お好みで生姜のおろし汁を入れた「梅醤番茶」を頂きました。「今までに飲んだことはあるのですが、正確な材料の分量は知らなくて・・・」と先生に話をしたところ、「基本の分量はあるけれど、人によって感じ方は違うし、その日の体調によって味覚も違うから、そこは分量調節して大丈夫ですよ」とのことでした。一口一口を舌に問いかける様に飲み、やはり生徒3名感じ方は三者三様でした。
 
その流れで座学にて「マクロビオティックとは何?」「マクロビオティックの3つの基本(陰陽調和・一物全体・身土不二)」について学びました。その中で最も興味深くかつ、奥深いと感じた事は「陰陽調和」です。何が良くて何が駄目なのではなく、その名の通り「調和(バランス)」が大切だという考え方でした。陰寄りでもなく、陽寄りでもなく、中庸(ちゅうよう)であること。極端に片寄らず穏当のことが目指すところ!とのことでした。話を聞いている中で驚いたことは、「食べ物の陰陽表」は目安であるということ。同じ食品でも、産地や季節、加工や製法によって陰陽は変わるそうです。「ちょっと難しくなってきた・・・」と私の心の声が先生に届いたのか、先生は「今、自分は、陽寄りかなぁ、陰寄りかなぁ、そうするとこの食べ物を食べた方が良いかなぁと常に考えてみることが大切ですよ」とおっしゃいました。
 
陰陽表に基づいたお話の中で、今の私が一番目からうろこだった事は、「玄米を炊くときに”塩”を入れる理由」です。「玄米」は中庸あたりに位置していますが、玄米は糠に覆われています。すなわち油分です。陰陽表で「油」は、陰寄りです。「塩」は陽性の塊とも言える調味料のため「塩」を入れることによって調和をとることになります。とても納得のいくひとコマでした。「理由を知らずに塩を入れて玄米を炊いていたのかー!」と言われそうでが、知らなかったことを知ることが出来、今回参加した意義を実感しました。調理方法にも陰陽があり、「五行」という自然哲学の思想にも触れとても刺激を受けた座学でした。
調理実習は5品でした。
 
●玄米ご飯(圧力鍋) 
圧力鍋で炊くのは、陽性の調理方法だそうです。
●お味噌汁(玉ねぎ、椎茸) 
 野菜の旨みで出汁要らず。食材をバランス良く活用する回し切り。
●蒸し煮人参と海藻の梅サラダ
 蒸し煮にした人参の濃厚な甘みと香りにびっくり! 
●車麩の揚げ煮
 一度素揚げしてから煮た車麩が香ばしく食欲をそそりました。 
●いちごと甘酒のフルーチェ 
食材をブレンダーで攪拌しただけとは思えないリッチなデザートでした。
 
片づけまでトータル4時間ほどでしたが、とても濃密な時間で、このような機会を頂いた事に感謝です。 
わたしのマクロビオティックの学びの扉は開いたばかりです。
次回(1/31(日))も楽しみです。
 ご興味のある方は、当店にお問い合わせください。
 

スタッフ恵美子さんのワンデーシェフ

2019-02-17 08:37:39 | スタッフブログ

本日はスタッフ恵美子さんの初ワンデーシェフでした。
ミニスイーツ付のプレートランチです。

・お豆の照り焼きハンバーグ
・グリーンサラダ
・ベジシェパードパイ
・小松菜とほうれん草の甘麹マスタード和え
・くるみ入りあらめのきんぴら
・重ね煮野菜のお味噌汁
・玄米ごはん
・濃厚抹茶ムースとガトーショコラの米粉タルト

来月は23日に予定しています。


2月15日(金)のププランチ

2019-02-15 13:19:57 | スタッフブログ

・菜の花と押し麦の春巻き
・グリーンサラダ
・カリフラワーとキャベツのスパイス炒め
・長芋ときゅうりと納豆の塩麹和え
・白きくらげとカブのレモンマリネ
・白菜と切り干し大根のピリ辛漬け
・酸辣湯
・黒米入り玄米ごはん

毎週金曜日のごはんは、南知多の田んぼでスタッフが育てた無農薬のあいちのかおりです。
黒米入りで、もちもち美味しいです😋