国道2号線の鷹取のあたりを走っていたら、変わった石垣が
目に飛び込んできた。な、なんだ!?
すぐ引き返す。
ほほ~っ。亀甲型に積まれた石垣だ。きれい~!こんなの見たことない。
砂岩や礫岩からなるその石垣の石の表面はなだらかな丸みを帯び、
河原に落ちている石そのままの風合い。
キルティングのようにふっくらした石垣。
美しい弓法を描く。
真正面から見ると六角形が整然と並ぶ。
満福寺という曹洞宗のお寺の石垣なのだが、帰ってからちょっと検索してみると、
石垣の模様から「亀の子寺」と言われているらしい。
阪神淡路大震災でお寺の本堂や庫裏、山門など大きな被害を受け、この石垣も
崩壊したが、元通り復旧されたという。
一部に模様の石が入っているのは復旧時のものだろう。
元の石を再構築したのか、新しい石を入れたのか、詳しくは分からないが
とても美しく味わいのある石垣だ。
お寺の敷地ぐるっとこの石垣で囲まれており、裏の方には少し色と形の違う
部分があった。
ここはもしかすると地震で崩れずに残った部分なのかもしれない。
震災により町の風景が大きく変化する中、元通りの姿に復旧し昔からの景観を
保っていることで、地域の人々にとっても心落ち着く場所となっているのでは
ないかと思う。
目に飛び込んできた。な、なんだ!?
すぐ引き返す。
ほほ~っ。亀甲型に積まれた石垣だ。きれい~!こんなの見たことない。
砂岩や礫岩からなるその石垣の石の表面はなだらかな丸みを帯び、
河原に落ちている石そのままの風合い。
キルティングのようにふっくらした石垣。
美しい弓法を描く。
真正面から見ると六角形が整然と並ぶ。
満福寺という曹洞宗のお寺の石垣なのだが、帰ってからちょっと検索してみると、
石垣の模様から「亀の子寺」と言われているらしい。
阪神淡路大震災でお寺の本堂や庫裏、山門など大きな被害を受け、この石垣も
崩壊したが、元通り復旧されたという。
一部に模様の石が入っているのは復旧時のものだろう。
元の石を再構築したのか、新しい石を入れたのか、詳しくは分からないが
とても美しく味わいのある石垣だ。
お寺の敷地ぐるっとこの石垣で囲まれており、裏の方には少し色と形の違う
部分があった。
ここはもしかすると地震で崩れずに残った部分なのかもしれない。
震災により町の風景が大きく変化する中、元通りの姿に復旧し昔からの景観を
保っていることで、地域の人々にとっても心落ち着く場所となっているのでは
ないかと思う。
「この石垣は今の技術ではつくれないんですよ」と聞くことがちょくちょくあり、こうして崩れても積み直されているというのは、うれしいことです。
よく見ると、古い(と思われる)石垣と、復旧した(と思われる)石垣とでは、勾配が違います。
復旧するときに、勾配を緩くして崩れにくく改善したのでしょう。結果、反りが大きくなっていますね。
大正時代に京都方面へ出稼ぎに行っていた石工により伝えられたと言われているらしく、元々の発祥は関西だったのかもしれませんが、関西でこういう亀甲石垣が集積して見られるところってあるのでしょうか。
とても気になります。