富山地方鉄道で宇奈月温泉へ

ＪＲ魚津駅に隣接する富山地方鉄道の新魚津駅から、宇奈月温泉へ向かう。
この富山地鉄には古くて素敵な駅舎がいくつかあるのを本で見ていて、
そんな駅舎を見るのが今回の旅の目的のひとつだった。


しかし、、、運賃が結構高いうえ、１日フリーきっぷがなく、車内改札なので
ホームへちょっと降りるだけという訳にもいかない。
仕方ないので車窓から眺める。。。
経田、電鉄石田と、古い味わいある木造駅舎が続く。
（カメラが古いので起動が遅く、こういうときは苦労する・・・）


電鉄黒部駅では対向電車の行き違い待ちで数分停車するというので
ホームへ降りてみた。この駅はわりと大きな有人駅。
改札口でちょっとお願いしたら、「途中下車になりますよ」駅員さんはニヤッと
笑って出してくれた。


三角屋根に４本の白い柱がポイントのモダンでおしゃれな駅だ。
ん～、これぞ地方鉄道の主要駅！という感じで好ましい～

次の東三日市駅は本に載っていただけあってかなりいい感じ！帰りに降りてみよう。

この電車には自転車も乗せられるらしい。自転車を積んで、まさか山越え・・・！？
な～んて、さすがにそれは無理か（笑）。


途中の小さな駅も、控えめながら洋館風の三角屋根を持っていたりパステルカラーに
塗られた下見板貼りだったり、次々現れるかわいい駅や沿線風景に目を奪われっぱなし！







終着駅、宇奈月温泉に到着。
ここも、黒部峡谷鉄道の宇奈月駅が隣接していて、トロッコ車両がたくさん停まって
いるのが見えている。すっかり観光気分～～




地鉄の宇奈月温泉駅はそんなに古くはないものの山小屋風デザインで落ち着いた
駅なのだが、お客はそれほど多くなく、レトロな雰囲気。一方黒部峡谷鉄道の
宇奈月駅は大型バスが何台も停まり、トロッコ目当ての団体客で賑わっている。

すぐに出発するというアナウンスが流れ、取り合えず乗り込むことにする。
宇奈月散策はあとにしよう。予約はしてなかったがゆったり座れた。
さて、列車は出発！