まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

高雄の夜散歩

2018-10-27 23:50:27 | 建物・まちなみ
虎尾からの続き。

高鉄で雲林から左営まで移動、台鉄に乗り換えて高雄に着いたらもうとっぷりと日が暮れていた。
長らく続いている台鉄高雄駅の工事はまだ終わらないようだ。跨線橋からホームを俯瞰できるのもこれが最後かと
来るたびに思っていたが、今も地上の状況はあまり変わらない。
ただ前回来た時に見えていたアーチ状の部材は設置し終わったようだな。


改札を出るとMRTの乗り場への誘導が少し変わっていた。地上に出て左手にあった地下への入口が
閉鎖されていて、台鉄の線路に向かうように仮設の歩道が作られている。
荷物を持ったままだが、ちょっと偵察に行くか。


人の流れのまま歩いて行くと、突然視界がパッと開けた。おぉ!?
真新しい駅前広場に玉石タイルのような模様の上屋が架けられている。


そして、吹抜けの開放的な大空間には地下へ降りるエスカレーターが。
正面の壁には「高雄車站」の文字と、その横に台鉄のロゴマークがあしらわれていた。あれっ?台鉄高雄新駅舎は
もう供用開始してるの!?ちょっと下まで行って様子を見てみよう。
ちなみに正面の壁の向こう側は線路とホーム。下方には、さらに奥へ広がっているようなだまし絵が描かれている。


人々はエスカレーターを降りるとUターンするように歩いて行く。奥にはMRT乗り場への通路があり、
一足先に供用開始されたようだ。


ここから見上げると圧巻の景色!


横には台鉄のコンコースへの入口が!ガラス越しに見ると地下駅はもうすっかり整ってオープンを待つばかりのよう。


行き先案内の電光表示板もすでに連動しているようだ。


今度はすでに愛着が湧き始めていたこの仮設高雄駅舎に別れを惜しむことになるな。。。


※上の写真は9月23日の光景であり、高雄地下駅はこのあと10月14日に開業した。

さて宿は美麗島にとっている。地上を歩きたい気分なのでMRTには乗らず、六合夜市を横目に見ながら宿へ向かう。
荷物を置いたら夜の街へ繰り出そう!今回は夜市でなく、MRTに乗って西子湾まで。目指すは鼓山の渡船乗り場。
鼓山は日本統治時代の早い時期に都市計画されたエリアで、近代建築やレトロな建築が残っていて、リノベーション
したおしゃれな店も増えている。


しかし哨船頭街にはこんなベタな店もまだまだあるのが楽しいね!(笑)




鼓山輪渡駅にやってきた。私も人波にまぎれて船に乗り込む。


アイラブ旗津。今から行くよ!!


旗津の海鮮屋で夕食。1品がこの量なので1人だとちょっとツライが・・・4品、ほぼ完食!(笑)

旗津は数年前に来た時は少し寂びれかけていたように思ったが、また盛り返したかな!?東南アジアからのお客も
目立ち賑わっていて安心した。

ふと、そう言えば旗津教会はどうなったのか?と思い出して見に行くと、すっかり建て替わって巨大な教会になっていた。


高雄の夜の数時間も無駄にせず、夜歩きを楽しめたな!


続く

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