午後から友達とちょろっと出かけるにはどこがいいかな。あぁそうだ、岸和田へ自泉会館を見に行って
ついでに周辺もうろつこう。
ステンドグラスもおしゃれな南海蛸地蔵駅から。だいぶ前に仕事で下車したときに駅前を少しだけ
歩いたことがある。美容室ハマの欄間ガラスも健在だ。
さすが岸和田城下、古い町家もある。あの丸い飾りは何だろう、浮かんだ疑問をスルーして
通り過ぎようとしたら友達がピンポーン!通りすがりの者ですがお宅のあれはなんですか?
出てこられたご主人は意外に怪しみもせず、あれは家紋を外した跡を隠した装飾だと教えて下さった。
このお宅は80年前に建てられたそうで、おじいさんが左官屋でこの近辺の蔵やお屋敷の壁など
広く手がけられていたらしい。元岸和田城ゆかりのお屋敷で今はがんこのお店となっている
「五風荘」の壁も塗られたとか。
引退してからこの自邸を、紫色の外壁にビーズ装飾をあしらったり、玄関入った正面に立派な
額縁付の丸窓を作ったりと、思うままにして楽しまれたそうだ。
ご主人の話によると、二階の座敷のしっくい壁はつやのある仕上げで、今も光ってるという。
それを聞いてピンと来たのはこないだの宝山寺獅子閣の光り壁。同じものかもしれない。
もしかしたら獅子閣の壁をここのおじいさんが手掛けたということもあり得る!?
座敷の壁を見てみたかったが、さすがにそこまでお願いする勇気がなかった。。。
※5月の宝山寺獅子閣の記事をあわてて仕上げたのはこのことを書くため(笑)
突然現れた通りすがりの者に親切にいろいろ教えて下さったご主人と、分からないことは突き止めようと
ピンポンしてくれた友達に感謝!
付近にはレンガ塀も。
このあと五風荘へ行って昼食を。壁は改修されたようで漆喰塗りではなくなっていた。
しかしがんこのお屋敷店では驚くべきことに、こんな立派なお庭を眺めながら格調高い和室で
ゆったり食事できるのにもかかわらず、メニューは780円からとまちなかのがんこと全く同じである。
先日仕事で宝塚に行った時もがんこ宝塚苑でランチしたのだが、一人でも気軽に入れる。
こんな店づくりをしているがんこの経営者ってすごい!
庭園の片隅に敷かれていた瓦。元から敷瓦として作られたものなのか転用したものなのか。
五風荘を出た後周辺を歩いていたら気になる屋根が。見に行くと、、、おおッこれは!!
おしゃれ~~な洋風長屋。とても状態がよくオリジナルのディテールが残っていて素晴らしい!
さっき見た洋風屋根の民家と同じシリーズだ。さっきのは1軒単独、ここの隣にあるのは二戸一、
これは4軒長屋と、いろんなバリエーションで建てられたようだ。へぇ~
岸和田城の天守閣は昭和29年に造られたもの。城内にはあの重森三玲設計の枯山水「八陣の庭」もあり、
昭和28年に造られたとは信じ難い斬新なデザインを楽しめる。
自泉会館は城の内堀の脇に建つ。昔々仕事で岸和田市役所に来たことがあったな。その時は
隣にこんな建物があったなんて全く気にも留めていなかった。
玄関先まで行ってみると本日はコンサートか何かのイベントがあるためホールの見学はご遠慮くださいと
書いてある。そろそろ疲れてきたし、まぁまた今度でいいか。
自泉会館の隣の建物も古そう。門柱に「元睦会館」と書いてある。門扉の上から覗いてみると、
なかなかこちらもタダモノでなさそうな風格。帰ってから検索してみるとやはりこれも近代化遺産と
して注目されている建物だ。岸和田には他にもまだまだ近代建築がたくさんある。
自泉会館の再訪と併せてそれらの建物をまた巡りにこないとな!
ついでに周辺もうろつこう。
ステンドグラスもおしゃれな南海蛸地蔵駅から。だいぶ前に仕事で下車したときに駅前を少しだけ
歩いたことがある。美容室ハマの欄間ガラスも健在だ。
さすが岸和田城下、古い町家もある。あの丸い飾りは何だろう、浮かんだ疑問をスルーして
通り過ぎようとしたら友達がピンポーン!通りすがりの者ですがお宅のあれはなんですか?
出てこられたご主人は意外に怪しみもせず、あれは家紋を外した跡を隠した装飾だと教えて下さった。
このお宅は80年前に建てられたそうで、おじいさんが左官屋でこの近辺の蔵やお屋敷の壁など
広く手がけられていたらしい。元岸和田城ゆかりのお屋敷で今はがんこのお店となっている
「五風荘」の壁も塗られたとか。
引退してからこの自邸を、紫色の外壁にビーズ装飾をあしらったり、玄関入った正面に立派な
額縁付の丸窓を作ったりと、思うままにして楽しまれたそうだ。
ご主人の話によると、二階の座敷のしっくい壁はつやのある仕上げで、今も光ってるという。
それを聞いてピンと来たのはこないだの宝山寺獅子閣の光り壁。同じものかもしれない。
もしかしたら獅子閣の壁をここのおじいさんが手掛けたということもあり得る!?
座敷の壁を見てみたかったが、さすがにそこまでお願いする勇気がなかった。。。
※5月の宝山寺獅子閣の記事をあわてて仕上げたのはこのことを書くため(笑)
突然現れた通りすがりの者に親切にいろいろ教えて下さったご主人と、分からないことは突き止めようと
ピンポンしてくれた友達に感謝!
付近にはレンガ塀も。
このあと五風荘へ行って昼食を。壁は改修されたようで漆喰塗りではなくなっていた。
しかしがんこのお屋敷店では驚くべきことに、こんな立派なお庭を眺めながら格調高い和室で
ゆったり食事できるのにもかかわらず、メニューは780円からとまちなかのがんこと全く同じである。
先日仕事で宝塚に行った時もがんこ宝塚苑でランチしたのだが、一人でも気軽に入れる。
こんな店づくりをしているがんこの経営者ってすごい!
庭園の片隅に敷かれていた瓦。元から敷瓦として作られたものなのか転用したものなのか。
五風荘を出た後周辺を歩いていたら気になる屋根が。見に行くと、、、おおッこれは!!
おしゃれ~~な洋風長屋。とても状態がよくオリジナルのディテールが残っていて素晴らしい!
さっき見た洋風屋根の民家と同じシリーズだ。さっきのは1軒単独、ここの隣にあるのは二戸一、
これは4軒長屋と、いろんなバリエーションで建てられたようだ。へぇ~
岸和田城の天守閣は昭和29年に造られたもの。城内にはあの重森三玲設計の枯山水「八陣の庭」もあり、
昭和28年に造られたとは信じ難い斬新なデザインを楽しめる。
自泉会館は城の内堀の脇に建つ。昔々仕事で岸和田市役所に来たことがあったな。その時は
隣にこんな建物があったなんて全く気にも留めていなかった。
玄関先まで行ってみると本日はコンサートか何かのイベントがあるためホールの見学はご遠慮くださいと
書いてある。そろそろ疲れてきたし、まぁまた今度でいいか。
自泉会館の隣の建物も古そう。門柱に「元睦会館」と書いてある。門扉の上から覗いてみると、
なかなかこちらもタダモノでなさそうな風格。帰ってから検索してみるとやはりこれも近代化遺産と
して注目されている建物だ。岸和田には他にもまだまだ近代建築がたくさんある。
自泉会館の再訪と併せてそれらの建物をまた巡りにこないとな!
岸和田は1、2回歩いたことがありますが、見たことのない景色が多数あってビックリ!
洋風長屋は圧巻です!
最後から5、6枚目のお宅など、何故か北欧風木造住宅の味わいもあるのでは等と感じました。
五風荘の近くにこんな所があったのですね。
この夏のうちに必ず行かねば!
P.S.がんこも凄いね。
蛸地蔵側も面白かったですよ。
洋風長屋は昔はもっとあったのかもしれませんね。
岸和田歩きの休憩には是非がんこで(笑)。蔵の漆塗りの扉が
今は室内にあります。蔵の部屋は数人いれば指定できるらしいですよ。
待合室もgood!元女中部屋かな?
蛸地蔵駅西の町家は左官屋さんの家でしたか。2階の壁の丸と1階の腰見切りその他、気になってました。
五風荘の敷瓦は井戸用のものかと思います。
参考にさせていただいておりました。
このたび岸和田城下町のご紹介、感謝いたします。
機会ありましたら、さらにディープな岸和田をご案内したく。
また私どもの「岸ぶら」もごゆっくりご覧くださいね!
よろしくお願い申し上げます。
おにがわらさんもあの丸気になりましたか。
そしてあの壁の色も変わっていますよね!
何の顔料を混ぜているんだろう・・・
五風荘の敷瓦は井戸用瓦の転用なのですか。
あれを並べて井戸の擁壁を作っていた・・・ということは、
ペン先を押し付けたみたいな模様のある部分が土に接していた
面ということになりますね?
敷瓦にしたら弧の部分がふくらみますが模様が滑り止めになって
ちょうどいいですよね(笑)
帰ってから気になったことを検索していたら(私はいつも後で検索・・)
岸ぶらのサイトでいろんなことを知りましたよ~
五風荘の改装前の見学会があったこととか!行きたかった~
まだまだ一部しか見ていないと思います。もっとディープな岸和田、
知りたいです~
そうか、今の連ドラは岸和田が舞台なのか。
(テレビには疎い・・・汗)
いろんな部屋があるから子供も一緒に行けると思うよ~