屏東続き。
バスから見えた屏東市美術館。おお~っ!柱型により縦ラインが強調され、中央が高くなった
左右対称のデザインはすでにモダニズム。寄棟の屋根が載っているのは雨の多い南国的配慮だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/92/b31f2ba99bf1c2d9b35ce116bb384a18.jpg)
建物の前に生えた背の高いヤシの木が絶妙な装飾となっている。
この建物、もともとは屏東市公所(市役所)として建てられたRC造2階建。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/00/a82ec1b06f51431f2162e4c3e695a1dc.jpg)
美術館は入場無料。若手のアーティストの作品らしいものが展示されていて、美術館というより
ギャラリーという感じ。外部や階段ホールはモダンなのに、1Fの一番広い展示室には柱頭飾りのある
柱が並んでいた。やはり一部には格式が必要だったのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b4/ec7ceaaab4ea9e414c9f1d8319deefdd.jpg)
二階の一番端に、元からあったと思われる間仕切りが残してあった。これは素敵!ここが
市長室だったのだろうか。木の腰板も同じ色合いで落ち着いた雰囲気。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/a7/22d6ee8ec1bc2d8bbd105f93936151c2.jpg)
二階の天井を見上げると、木製のキングポストトラスがあの屋根を支えていることが分かる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/72/0b44d71a4a2db11e8dd887636f281a39.jpg)
屏東の駅前は古い廟があって商店もにぎわい、山岳地帯や南部へ向かうバスが次々と発着する。
看板建築のような古い商店建築も残り、楽しい街だ。1泊してもよさそうだが今回はこのぐらいで。
また在来線に乗って高雄へ戻ろう。
さて、行きしな写真に撮れなかった高屏渓橋梁(下淡水渓鉄橋)を再度車窓から狙う。
日本統治時代、台湾総督府の日本人技師飯田豊治が設計した、曲弦プラットトラス橋で1913年完成。
元は24連あったという壮大な鉄橋だ。
今列車が通るのは1983年に建設された新橋であり、下流側に古い鉄橋が残されているのだが、
一部は数年前の台風で流されてしまったようで、河原にゴロンとトラスが転がっている。
この何とも奇妙な風景に目を釘付けになってしまったせいで、行きしなは写真を撮り損ねたのだった。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1b/845de90fba93bfcdc22abe489758d538.jpg)
一部は河川敷内の流路を渡る橋として再利用されているように見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/4e/62d7896cc22c45134a73e74701c2d021.jpg)
草原のような広い河川敷の中ほどで、プツリと切れた橋。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/fc/d41dd1ae9c5cbed7302c781bd72b0c26.jpg)
そしてまた現れる。
高屏渓旧橋梁は、新橋ができてからも土木遺産として国家二級古蹟の認定を受けて残されていたが、
一部が損傷したまま修復は着手されていないようだ。
全部つながっていた時はどんなに美しかったことだろう。そしてその鉄橋を列車で渡ってみたかったなぁ。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/92/f20b16822e46843094525f57d0179aef.jpg)
しかし、廃止後に流された姿もまた歴史を重ねた姿であり。元の姿に戻すことだけがよいのかどうか。
台湾政府もそこのところで意見が分かれているのではないかな。
続く。
バスから見えた屏東市美術館。おお~っ!柱型により縦ラインが強調され、中央が高くなった
左右対称のデザインはすでにモダニズム。寄棟の屋根が載っているのは雨の多い南国的配慮だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/92/b31f2ba99bf1c2d9b35ce116bb384a18.jpg)
建物の前に生えた背の高いヤシの木が絶妙な装飾となっている。
この建物、もともとは屏東市公所(市役所)として建てられたRC造2階建。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/00/a82ec1b06f51431f2162e4c3e695a1dc.jpg)
美術館は入場無料。若手のアーティストの作品らしいものが展示されていて、美術館というより
ギャラリーという感じ。外部や階段ホールはモダンなのに、1Fの一番広い展示室には柱頭飾りのある
柱が並んでいた。やはり一部には格式が必要だったのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b4/ec7ceaaab4ea9e414c9f1d8319deefdd.jpg)
二階の一番端に、元からあったと思われる間仕切りが残してあった。これは素敵!ここが
市長室だったのだろうか。木の腰板も同じ色合いで落ち着いた雰囲気。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/a7/22d6ee8ec1bc2d8bbd105f93936151c2.jpg)
二階の天井を見上げると、木製のキングポストトラスがあの屋根を支えていることが分かる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/72/0b44d71a4a2db11e8dd887636f281a39.jpg)
屏東の駅前は古い廟があって商店もにぎわい、山岳地帯や南部へ向かうバスが次々と発着する。
看板建築のような古い商店建築も残り、楽しい街だ。1泊してもよさそうだが今回はこのぐらいで。
また在来線に乗って高雄へ戻ろう。
さて、行きしな写真に撮れなかった高屏渓橋梁(下淡水渓鉄橋)を再度車窓から狙う。
日本統治時代、台湾総督府の日本人技師飯田豊治が設計した、曲弦プラットトラス橋で1913年完成。
元は24連あったという壮大な鉄橋だ。
今列車が通るのは1983年に建設された新橋であり、下流側に古い鉄橋が残されているのだが、
一部は数年前の台風で流されてしまったようで、河原にゴロンとトラスが転がっている。
この何とも奇妙な風景に目を釘付けになってしまったせいで、行きしなは写真を撮り損ねたのだった。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1b/845de90fba93bfcdc22abe489758d538.jpg)
一部は河川敷内の流路を渡る橋として再利用されているように見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/4e/62d7896cc22c45134a73e74701c2d021.jpg)
草原のような広い河川敷の中ほどで、プツリと切れた橋。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/fc/d41dd1ae9c5cbed7302c781bd72b0c26.jpg)
そしてまた現れる。
高屏渓旧橋梁は、新橋ができてからも土木遺産として国家二級古蹟の認定を受けて残されていたが、
一部が損傷したまま修復は着手されていないようだ。
全部つながっていた時はどんなに美しかったことだろう。そしてその鉄橋を列車で渡ってみたかったなぁ。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/92/f20b16822e46843094525f57d0179aef.jpg)
しかし、廃止後に流された姿もまた歴史を重ねた姿であり。元の姿に戻すことだけがよいのかどうか。
台湾政府もそこのところで意見が分かれているのではないかな。
続く。
手持ちの地図と周りの景色とを見比べながら場所を覚えようと、必死でした(笑)。
木目の内装がやっぱり落ち着きますね。