まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

下館の建築めぐり その2

2017-09-13 00:15:45 | 建物・まちなみ
下館の続き。

ついにカメラの電池がなくなったので(泣)いったんホテルに戻り電池を入れ替え再出発。
あぁ、日没前後、明るさが残るうちが勝負なのに、痛いなぁ・・・

駅前の駐車場の片隅にぽつんと残された石蔵。


直江胃腸科医院。ここは今も現役で診療をやっているよう。


さっきの荒川家住宅からほど近い場所に巨大な石積みの建物があった。何だこれは!?


その横の道路で面白い風景を見つけた。
こんな鉄塔が、道路をまたいでそびえ立っているのだ!!これはなに?火の見やぐらか?


この下を道路がくぐっているのだが大丈夫なのか!?ここももとは敷地内だったのかもしれないな。

まるでエッフェル塔のよう(笑)。

地図を見ると材木店らしい。ははぁなるほど、この塀は丸木の端材を活用したものだな。




さてさっきの荒川家住宅の向かいにあるこちらの建物もまた荒川家と書いてある。分家なのだろうか。


現在料理店になっているこの建物は、「荒為」という肥料・荒物・雑貨などを扱う卸問屋であった。


道路に面した三階建ての店蔵はすっかり改修されて新築建物との見分けがつかないくらいだが、
古い石のアーチから奥へ続く通路があり、その脇には古い石積みも見られる。


石畳のアプローチを進むと主屋が現れる。現在同じ屋号の料理屋になっていて、お庭に面した
雰囲気のいい和館と、庭を挟んだところに土蔵も見える。


この主屋は2階建てで、2階がアールデコ調の洋間になっているというのだが、すでにお客さんが
入っていたため見れなかった。横から見ると明治建築っぽいベランダがあって興味をそそられる。


結構高級で予約も必要なお店なので、一人ではちょっとなぁ。。。


川に近いこちらの通りには古い商店が建ち並び、壮観!しかもあまり手を加えられていないようだ。


この左端の建物は変電所っぽいが、何の商売をされていたのだろう。


モダンな洋風商店建築は登録有形文化財になり注目を浴びるが、こういう和風の商店建築も
あってこそ。多様なものが混在すればするほど歴史の深みを感じられる。



このあたりでついにタイムリミット。。。

下館魚市場。海から遠く離れた下館の街だが、朝には威勢よく魚が売られているんだろうか。


続く
コメント
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