平凡な日常がある幸せ・・・

介護によるストレスのはけ口として始めたブログですが、介護が完結し、また、被災後に取り戻せた平凡な日常を綴ることに・・・

終わった・・・・・・・・・・・・・

2012-08-04 | 独り言
早いもので前回の更新からもう一年が過ぎてしまいました。

避難生活している場所と、施設までの距離が離れており、しかも仕事が急に忙しくなってしまい、

施設に入所して以来ここ数か月、月に数回しか面会にも行ってあげられず、申し訳ない思いをしておりました。


そんな間にも、新居の建築が進み、復興までもう少しという時期が来たところ、喘息が悪化し、

誤嚥もひどくなったため、食事も制限されて日ごとにやせ細っていました。

新居ができたら、一時帰宅でもなんでも、自宅に戻して、好きな甘いものを食べさせたいと思って、父を励ましつつ、

自分も必死に頑張ってきました。


先月半ば、ついに新居が完成し、引っ越しの当日、正に荷物を部屋に運び込んでいる最中に、施設から呼び出しの電話が・・・

血圧の低下(上が60ギリギリ)、意識レベルもほとんどない状態だとのこと。

引っ越し業者さんに、荷物の搬入を急いでもらい、開梱もせずに施設へ急行!

幸いその時は、状態を少し持ち直し、ほっと一安心。

その間も仕事の電話が鳴りっぱなしで、忙しさも頂点に・・・


病弱の母のためにも早く転入届を出して新しい保険証を発行してもらうべく、無理やり仕事を抜けて翌日役所に行って手続きをしました。

単に転入届ならば市民課の窓口だけで済みますが、国保だ後期高齢医療だ、介護保険だ、身体障害者手帳だと、窓口を転々と回され、

すべての手続きが終わったのは3時間後。


震災で、住む家はもちろん、家財道具も全て失ってしまったので、運んだ荷物を収納する入れ物もないので、新居では段ボール生活が

はじまり、忙しさのため、家具類やカーテンなども買いに行く暇がない不自由な生活を継続しています。


そんな折、市役所での手続きから3日後に父が亡くなったとの知らせがありました。




・・・・間に合いませんでした



震災によって生活が破壊され、竜巻や降雹によって仕事が忙しくなり、自然災害にはよくよくいじめられてしまいました。


新居には無言の帰宅となってしまいました。

もう少しで受け入れ態勢が整ったのに・・・・

悔しいです!

父には何もしてあげられないまま旅立たれてしまいました。

やりきれない気持ちのまま、今度は葬儀の準備に奔走することに。


ほっとするまもなくたまった仕事の処理に追われ、そして、初七日、各所への手続きや49日の法要の段取り、その他てんやわんやのうちに

今日に至り、未だ段ボール生活継続中です。



下の世話などを巡り愚痴ばかりのブログでしたが、愚痴を言えるのも父が生きていたからこそであると痛感しております。

悔しさだけが残りますが、この愚痴ブログも今日を持って終了とさせていただきます。


一度でも覗いてくださった方、コメントをくださった方、ありがとうございました。


いつの日か、また別の内容で復帰したいと思います。