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自動車整備士の日常

エンジン始動不能とタイミングベルト交換

個人所有のお客様で、日産キャラバン。
仕事が終わり帰ろうとした時にエンジンがかからなくなったそうで、レッカーにて入庫です。

入庫時セルモーターは普通に回ってます。ですが、全くかかろうとしません。
IGONの時に燃料ポンプの音がしていない様に感じる(汗)。
それとも小さすぎて聞こえないのかな~・・・・?



2年ほど前に自社で燃料ポンプとスパークプラグを交換されてます。ですので、とりあえず除外ですね。

「エンジンかからない」と一口に言いますが、かからない理由は色々なパターンが有るので深みにはまる前に、よ~く考えて。




まずは、ここから見てみましょう。

フューエルポンプリレー。(赤丸です)

そのフューエルポンプリレーつまみながらキーを回すと、

勢い良くエンジン始動。
OK。

終わりかい!


フューエルポンプリレー交換です。

作業に入る前には事前に下調べ等をやってるので実際には時間はかかってます。
遠回りしない為にも準備ですね。
いつもは深みにはまってますが・・・・・・。(泣)。


企業様車両、トヨタハイエース。タイミングベルトとウォーターポンプの交換の依頼です。
自分ではなく、同僚が作業をしてくれました。自分はアシストで作業です。

ハイエースはディーゼルエンジンのみタイミングベルトを使ってます。
タイミングベルトのみならさほど大変ではないのですが、ウォーターポンプ交換となると、けっこう大変。
ウォーターポンプがオルタネーターのブラケットに抱き合わせになっているので、
エアコンコンプレッサー外して、オルタネーター外して、オルタネーターブラケット外しです。
その前に運転席を外しです。

フロント右タイヤ外して、タイヤハウス内からの作業も・・・・・・。


ウォーターポンプ外したら新品取り付け。

ドンドン組んでいきます。

ウォーターポンプ取り付けが終わったら、タイミングベルト取り付け。
ここまで来れば一安心。
付けている間にLLC(ロングライフクーラント)入れて、エンジンをかける準備。



すべての取り付けが終えたらエンジン始動です。
LLC(ロングライフクーラント)を交換しているので完全暖気。
水漏れ等確認したら終了です。


ガソリン車のウォーターポンプはディーゼル車よりかは作業しやすいかな。
冷却水の確認が有るので、最低2日は必要ですね。


   また、よろしくお願いします。




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