2025年の仕事が明日が始まります(^^;)
一昨日あたりから頭の中はエンジンをかけ始めていました。
暖気しないと(笑)
今年初の作業ブログ(^^;)
去年の作業になりますが、エンジンチェックランプ点灯で入庫して来ました、日産セレナ。C27ですね。
S-HYBRLD。
出張帰り途中急遽入庫して来たお客様です。
少し遠いナンバーでしたよ(゚Д゚;)
お世話になっている自動車整備工場が有ると言っていましたが、
「そこまで行けるか分からない」
との事で、自社で修理をする事になりました(^^;)

走行距離は14万㎞を超えていました。
エンジンチェックランプ点灯以外不調は感じれませんでしたね。

診断機を繋いで

診断結果は、VTC異常。
簡単に言いますと、インテーク側のバルブタイミングを制御している部品ですね。取り付けボルトはセット交換らしいですよ(゚Д゚;)

どこに付いているかと言いますと・・・💦

赤丸の部分が取り付けボルト(゚Д゚;)
チョットしか見えませんねぇ~。
フレームとエンジンのクリアランスがかなり狭い・・・。

エンジンサポートを丸ごと外して。

エンジンサポートを丸ごと外すと、意外と見やすいですよ(^^;)
フレームとの隙間が狭いけど、エンジンを下から持ち上げると意外とできるかも(^^;)
初めはエンジンを降ろさないと無理かと思っていました。

ゴソゴソして
はい、外れました(^^;)

外れた部品を見ると赤丸の所が欠けて無くなっていましたね。
青丸が正常の状態。


新品はこんな感じ。


外した部品と新品部品を比べた時、何となく異変を感じたんです(;゚Д゚)
14万㎞走っているのに、飛び出ている部品の高さがあまり変わってないんですね。
お客様に確認した所、走行中エンジンチェックランプが点灯して、出張先の自動車整備工場で同じ部品を交換している事が分かりました💦
(゚Д゚;)?(;゚Д゚)?
となると、交換した部品が壊れていますので原因は別の所になりますよね・・・💦

エンジン側を点検すると(;゚Д゚)💦
赤丸の所に壊れた部品の破片が付いています(゚Д゚;)💦

上の画像で分かった方いると思います。
私は覗き込む前に「パッ」と見で分かっちゃいました(-_-;)

右の前のインナーフェンダーを外して下から見てみましょうね(^^;)
分かると思います。

赤丸で囲わなくても分かるくらい、内側の接点部分が焼け溶けて穴が開いているんです(-_-;)
外側も減っていますね・・・。
これですと、新品の部品を付けても・・・ですね。
お客様に説明をしてエンジン側も交換修理になりました。

エンジン側を修理する為にはタイミングケースを開けますので、エンジンを降ろしてでの作業となります。ゴミが入らない様にウエスを詰めて、降ろす準備です。

つづく。
こんな作業でした(^^;)
少し時間のかかった作業ですので何回かに分けてアップします。
2025年も「自動車整備士の日常」を見に来てくださいね(^^;)
コメントはお手柔らかめに(^^;)(笑)
また、宜しくお願い致します。