F & F嫁の “FFree World”

※PCでの閲覧を前提とした構成です。文字サイズは「大」推奨です 

+80

2011年07月01日 | Digital Device

F log








昨夏、長年使った i-mode と決別して、BlackBerryBold 9700 を導入した。

以来、複数のアドレスを管理する最強メールマシンとして非常に快適に使っている。

なんといっても PC メールを読みに行かなくてよい ( 携帯メールのように勝手に降ってくる ) のは、

一度味わったら止められない。




しかし一転、ウェブマシンとしてブラウジングを考えるとたいへん残念な話になる。

もともと特殊な回線を使用する BlackBerry だが、一般的な 3G 7.2 Mbps の半分 3.6 Mbps しか速度が出ないので

ウェブブラウジングに結構なストレスを感じる場合がある。

もっとも WiFi では関係無い話だが、外出先で少し重いページを開けようとすると…である。




そんな折、新型の 9780 が登場した。

新型といっても北米その他ではとっくにタッチパネルの次世代機が流通しており、周回遅れの感は否めない。

しかし 9700 → 9780 と名称こそたった 80 だけの変化だが、内容はなかなか興味深いものだった。



まず OS のバージョンアップ。

BlackBerry OS 5.0 から、BlackBerry OS 6.0 へとアップした。( OS 7.0 がすでに出ている‥というのは気にしない )

それにより標準のブラウザが、タブブラウザへと進化した。

そしてシステムメモリの倍化。

ROM RAM ともに、256MB から 512MB に増量フェアである。

カタログ上はあいかわらず 3.6 Mbps であるが、それらの相乗効果でブラウジングが多少なりとも快適になったのでは‥

内臓カメラの画素数も 320 万画素から 500 万画素へとアップしたが、これは F にはあまり訴求しない。

ツイッター用とか、あくまで記録のスナップ程度だから。




BlackBerry Bold 9780インタビュー 新たなOS、細かなスペックアップで利便性を向上 ( ←Impress Watch より )




ともあれ様々な期待とともにドコモショップへ。 まったくドコモポイント様々である。
















GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


左が 新 9780 、右が 旧 9700

着せてるジャケットが異なるが、ほとんど見分けはつかない。

ボディ周辺がシルバーに光っているのが 9700 ( トップ写真だと左 )、ブラックアウトされているのが 9780 だ。

自分でも間違えるといけないので、ポケットリングの色を変えてみた。

9780 はワインレッドに。




データ移行は超簡単だった。

というかクラウドの場合、データを移し替えるという概念はもう無いのだね。

データを見に行く端末が変わっただけ。

あっという間にアドレス、メールアカウント、スケジュール、ブックマーク等々が新端末にやって来る。

もちろん手持ちの PC でも複数のバックアップは取っているが。




OS 6.0 はなかなか便利。

メニュー画面は透過式となり、左右にスライドが可能。

ダウンロードやメディア関係が専用になるが、よく使うものが自動的にまとまる部分はとてもいい。




そして待ち受け画面最上部からいきなり入れる通信の設定は使い勝手抜群だ。

自宅で WiFi 、移動中の 3G 、職場についたらまた WiFi と頻繁に切り替えるので、このかゆいところに手が届く感は素晴らしい。
















GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


センターボタン押しでポップアップするメニューも便利。

いままでは左のメニューボタンを押してドロップアップするメニューからスライドさせて選んでいたのが、センターだけで事足りる。

ポップアップメニューの内容いかんでは全文字が表示されず不便という話もあるが、まぁ慣れだろう。




肝心のブラウジングは体感値がだいぶ速くなったように感じる。

要するにそれが大事で、実際のスピードを測るようなヤボはしない(笑

まだ自分のブログの他少ししかサーフしていないが、重たそうなところを選んで試してみよう。

以前の 「 列ビュー 」 「 ページビュー 」 切り替えの代わりに、虫眼鏡アイコンでウェブページの箇所をクリックすると、

そのカラムが拡大され読みやすくなる。

ブラウザフォントの塩梅をいろいろ試行中で、決まってくればより使いやすくなるだろう。















GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


この 旧 9700 は自宅無線 LAN 環境で、簡易 PC として使用する予定。

F 嫁が熱烈愛用中のタブレット PC Motorola XOOM ( 後日レポ ) とともに、電力バカ食いのデスクトップ PC の稼働時間を極力少なくしようと考えている。

事実、いままで起床と同時に起動していたデスクトップは、朝に限ってはお役御免。

メール、ニュース、天気などのチェックは、XOOM や、重なったときは 9700 でこなすことができる。
















GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


というわけでこの 新 9780 の +80 パワーの片鱗を見た初日だが、どんどんいじり倒してもっともっと感じたい。

待ち受け画面は禁断のツーショットだが、F のニヤケ顔が通信バーや検索窓で隠れるので採用された(笑

仕事の合間にこの画面を見るだけで癒されるのよ~

それにしても 480×360 という横長の待ち受け画面はなかなか難しい。

今後の課題である。












最後に、ドコモ本社は全ドコモショップに BlackBerryBold 9780 を均等に割り振ったらしい。

F がお世話になっているのは外資系企業が林立する一応都会のショップであるが、たったの 1 台しか割り当てがなかったという。

その 1 台は予約が入っていて、F の発注によりなんとかかんとかもう 1 台を確保したとのこと。

店内にはコールドモック 2 台、ホットモック 1 台もあるのにね。




少なくともこの端末はほとんどが指名買いだろう。

前作 9700 の販売実績をもとにしたメリハリのある配分がどうしてできないのだろう。

それがマーケティングってやつじゃないの?




無理やりスマホに分類されて、BlackBerry のよい点が積極的に宣伝されていないのも懸念される。

最近テレ朝の報道ステーション枠で、BlackBerry の CM が流れているが、なんとなく的外れのような気がしてならない。

全世界でシェアを持つ端末 ( 決してビジネスマンだけがユーザーではない ) だけに、売り方次第ではもっと普及すると思われるのに惜しい。

もっとも多数の人々が BlackBerry を持つようになったら、天邪鬼の F はまた考えてしまうのだろうれど。

















- 追 記 -






その後 BlackBerry App World から、BGT Shine というテーマを入手。

6.0 Style という OS 6.0 に対応した版もあるのだが、あえて旧デザインを選択。

じつはメニューが左右にスライドするのは好きではないということに気づいた。

キャプチャー画面 ( by Capture It ) はブラウザを選択した状態だが、ポップなアイコンが

その都度ブルブルッと動くのが楽しい。




壁紙はいつも登場するユフィちゃんのニキヤ ( 古典全幕初主演のバヤデール ) だが、

画面左右によく使用するアイコンが縦並びになってスペースを埋めるため孤立感がない。

よく見るとユフィちゃんがグランジュテの頂点で、日付と時間を左手で指差して教えてくれている

時間に追われる毎日だが、その優雅なアームスでまたまた癒されるオジさんであった。








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