行くぜ ロンドン !!

F log


夏のロイヤル・バレエ来日公演で大活躍だった　チェ・ユフィ （崔 由姫) ちゃん
長いアジアツアーを終えて本国に帰ったら、大きなご褒美が待っていた。


この記事 でも触れたファースト・アーチストから、ファースト・ソリストへの二階級特進。
日本のバレエ雑誌でも扱いがどんどん大きくなっていく。







定期購読している 「 ダンスマガジン 」 と、子供たちのバレエ雑誌 「 クララ 」 である。


ダンマガはロイヤル来日公演に絡めて。
見開き 2 ページ使った大々的な扱いでタマラと同等。
写真は大阪においてコジョカル ちゃんの代役を踊った水の女王。（ トップ写真 ）
コジョカル ちゃんの代わりなので、パートナーはもちろんコボーである。


インタビューではファースト・ソリスト昇進の喜びが語られる。
シーズン終了後、モニカ・メイスン （ 芸術監督 ） との面接において
「 もうコール・ド・バレエは踊らなくてよい 」 と告げられたと。









我が事のように嬉しい反面、もう群舞のユフィちゃんは見られないんだなと少しだけ残念。
大勢の中でひときわ輝くユフィちゃんを発見するが楽しみだったのだけれど。


ファースト・ソリストとして迎える来シーズン。
12 月にくるみの金平糖を踊る予定だそうだ。相手役はマックレイくんだ。
そして、年明け 1 月には満を持して 「 ラ・バヤデール 」 のニキヤが控える。
ソロルは同じく二階級特進組のセルゲイ・ポルーニン。


－次の目標は？
という問いには躊躇無く 「 プリンシパルです 」 と答える。
それは絵空事ではなく、誰の目にも現実味を帯びて写ることだろう。
ファースト・ソリストとして船出もしていないのに先走り過ぎだが、その日が待ち遠しくてならない。







さてもう一冊のクララだが、さすがにこれを書店のレジに持って行くのは気恥ずかしい。
いつも 「 娘にですが何か？ 」 ってな顔して買ってくるのだ。
今回は巻頭特集の 「 めざせ！ 素敵なバレリーナ 」 というのにユフィちゃんが載っていたのだ。
基本的にはダンマガのインタビューに準ずるのだが、次の言葉が印象に残った。




　　「 昇進したり、主役をいただいたりするのは 『 タイミング 』 も必要です。
　　でも、そのタイミングを引き寄せるのは、自分自身の 『 努力 』 だと思う 」




「 チャンスはいつ訪れるかわかりません。だから 1 年中 『 スタンバイ 』 しておくことが大切なのです 」　とも。


そうだよね。
バレエ団入団 3 年後にファースト・アーチスト。そして 2 年後にファースト・ソリストと
決してトントン拍子の出世ではない。
その間、弛まなく努力し続けたのであろうことは想像に難くない。
もちろん本人の才能もあるだろうが、こういう娘がちゃんと評価されるのはホントに嬉しいことである。




さて、次のページはロイヤルのレッスン風景。
ストレッチ、バー、センターとレッスン着で緊張感の中にもリラックスした表情がカワイイ。


最後のページ 「 教えてバレリーナ 」 ではバッグの中身拝見なんて芸能人のようなプライベートな記事もある。







現在の F のケータイ待受画面はもちろんユフィちゃんなわけだが、バッグの中身に同じサングラスを発見してグフフフ。
それにしてもこの私服姿はカワイイねぇ。まさに至福
メイクした舞台顔もキレイだが、ユフィちゃんはなんといっても素顔が可愛いのよ～


ヤバイ、これじゃ危ないオヤジじゃないか（爆）







というわけで、壮大な前振りの後に発表します。


来年1月末、F嫁とロンドンに行ってきます！


ってタイトルでバレバレか


もちろんユフィちゃんのニキヤ （ 2009.01.28 ） を観に、だ。
そのためにはバレエフェス用の予算を削る覚悟であ～る（笑）


思えばコジョカル ちゃんのマリー・ベッツェラ （ マイヤリング ） 初日を観るため渡英したのは 2002 年。
再訪までずいぶん時間がかかってしまった。
1月末というのは決して仕事に余裕のある時期ではないが、なんとかやり繰りして職場の皆さまにもご協力を願い、
ロンドン行きを実現させたい。弾丸ツアーになろうとも。



ダンマガのインタビューで、
「 ニキヤはずっとあこがれていた役なので、ニキヤのことを考えてばかりで止まらないんです 」 とある。
それは 1 ファンであるこちらとて同様。
ユフィちゃんのニキヤを想像すると、思わず笑みがこぼれてしまうのである。あと 4 ヶ月もあるのにね・・・