F & F嫁の “FFree World”

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Abarth 124 Spider

2016年04月10日 | Automobile

F log




2013 年以来、サソリと毎日暮らしています。

RICOH GR


ウチの ABARTH 595 COMPETIZIONE、2016 年の秋には最初の車検がやって来ます。
走行距離は 38,000km を突破しました。

いや~それにしても壊れないッスよw



今を遡ること約 30 年前、アウトビアンキや先代チンクエチェント、初代パンダなどイタリアの小型車に憧れていた
F 青年でしたが、地元では整備、取り扱いがある工場やショップ等が皆無で泣く泣く諦めたものでした。

ご存知の通り当時のイタ車は壊れまくりました。
‥という言い方よりも、ちゃんと走らせるためには手が掛かりました。

今でもそうですが自らが整備等に自信が無い以上、維持していくのは難しかったですね。


同級生の M 君が清水ジャンプで手に入れた 70 年台の名車 FIAT 124 SPIDER もご多分に漏れずエンコしまくりでした。
夜中に呼びだされ、梃子でも動かなくなった真っ赤なスパイダーを救助に行ったこともありました。

ではありましたがたまに助手席に乗せてもらったりするとオープンは楽しいですね。
「オープンは冬にこそ乗るものだ」という M 君、真冬にフルオープン、厚着してヒーターをガンガンかけて乗ったものでした。

もちろん寒いにゃ寒いですが、頭寒足熱とでも申しましょうか意外なほど不快ではなかったですね。






さて、最近絶好調のマツダ。
CX シリーズはよく売れているようですね。

昨年デビューした新型ロードスターもなかなかカッコよくて好きなクルマです。
コンパクトながらグラマラスなボディラインは好みですが、残念ながらフロントマスクがタイプじゃありません。


そのロードスターをアルファロメオがスパイダーに仕立てるという話も以前からありました。
フタを開けてみればアルファではなくフィアット124スパイダーだったわけですが。

ディーラーでフィアットと聞いて少々ガッカリしたのですが、「じつはアバルトで‥」と囁かれ俄然興奮したのを覚えています。








また前置きが長くなりましたが、書店で久しぶりに TIPO を購入しました。
TIPO は欧州車好きにはたまらない雑誌のひとつです。

特集は I LOVE OPENCAR、もちろん目玉は‥






Abarth 124 Spider です。
ジュネーブショーで FIAT 124 とともに同時公開されたワールドプレミアの様子がレポートされています。







その際の白いボディにボンネット、トランク等がマットブラックのツートーン仕様がこれです。


もちろんフィアット版もそうですが、ロードスターの切れ長な東洋系のアイラインとは真逆のギラギラ感。
そうそうこうでなくっちゃね、イタ車のやんちゃ坊主は。

グリル等細かな造形がフィアット版と異なりますが、一番の印象は腰高に見えるフィアット版に比べて低い事でしょうか。
当然サスペンション、ブレーキ周りもアバルトらしく手が加えられていると思います。

そしてお尻にもご注目ください、4 本出しのエキゾーストパイプはアバルト得意のレコード・モンツァです。
レコモンはウチのコンペティツィオーネにも搭載されており、その刺激的なサウンドには毎日痺れているところです。









伸びやかなサイドビューです。
オープンはもちろん、クローズでもものすごくカッコイイですね。

古典的なロングノーズ、ショートキャビンのスポーツカーのレイアウトに痺れます。
F 的にはコンパクトカーは大好きなのですが、それ以上に好みなのがこのブロポーションなのです。

2006 年の記事 クーペ をご覧いただければその偏愛ぶりがお分かりになると思います。
 





赤、黒のツートーン仕様もカッコイイですね。
サソリがモチーフのアバルトのエンブレムがまた映えます。








と、ここまで引っ張ってきていきなりうっちゃりですみませんが‥
じつは F の本命 (買うとは言ってない) は固定ルーフなんです。






これは WRC 仕様の Abarth 124 RALLY です。
昼夜を問わず荒地をぶっ飛ばすのでライト類は増強され、ロールケージに複合素材の固定ルーフが装着されています。

もちろんラリー仕様が欲しいというわけではなく、ノーマルの FIAT や Abarth にこのルーフを乗っけたいのです。



全世界のオープンカーファンに 「馬鹿にしてんのか!!」 と怒られそうですが。
F の好みはあくまでロングノーズ、ショートキャビンのコンパクトなクーペであってオープンか否かは関係ないのです。

オープン化によるボディ剛性強化の努力を無にするようですが、もちろんクローズドでもその恩恵に与れます。





その意味でマツダの MX-5RF にはたいへん注目しています。




タルガ風でありリアピラーもなだらかで少々印象が異なりますが、これを世に出したのは英断だと思います。
北米で売れるだろうなぁ。

このルーフ機構が FIAT & Abarth に流れないかなぁと思ってますが、欧州では無用な機能なのかもしれません。





いつもの様にクルマに対する妄想全開でお送りしました。

まず一家に一台しかないクルマがツーシーターでいいのかよという事。( SMGオンリーの今、ガンケースのサイズは無問題 )
そして FIAT 版はともかく、Abarth の 40,000€~ という価格。

年内にも日本導入かともいわれていますが、以上の 2 点からまず実現には至るまいと思っています。 
でも妄想するのは自由ですからね~w





Abarth 124 spider











おまけ

前述した夜中に救出に行った M 君のフィアット・スパイダーが TIPO に載ってました。懐かし~い!











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2 コメント

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きっと記事にされると (AP1)
2016-04-12 21:41:13
ジュネーブを見てから想像しておりました笑

いやぁ気になりますね、124スパイダーシリーズ!
僕も買うならラリーが間違いなく欲しいところです。
ルックスもさることながら搭載されるエンジンのスペックからもググイと心惹かれます。

しかし、問題はベースとなっているNDロドスタのシャシーに、このハイパワーハイトルクに耐えうるほどのキャパがあるのかどうか、と言う部分でしょうか。

シャシの仕立ての違いにも目が離せませんね!
返信する
AP1君、こんばんは!! (F)
2016-04-16 20:22:59
もう行動がバレバレですなw

アルファロメオで・・との事で期待していましたがフィアットブランド+アバルトとは意表を突かれました。
ラグジュアリーなフィアットもいいんですが、自分の立ち位置としてはやはりアバルト。
ソフトトップのオープンカーにさほど思い入れが無い為、124ラリーのルックスには惹かれます。

ご指摘の通りベースのシャシーが荒行に耐え得るのかというのは危惧されるところです。
ロールケージとタワーバーでガチガチに補強するのでしょうが日常使いからはかけ離れますね。

バリエーションでは北米に投入されるという「フィアット 124スパイダー エラボラツォーネ アバルト」という長い名前のクルマが気になってます。
エンブレムがフィアットで中身はアバルトという捻った一台です。
もうすぐ40,000kmのオイル・エレメント交換なのでディーラーで情報がないか聞いてみます。

“E” にお会いできるのを楽しみにしてますよ~

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