F log
日曜日、日本橋蛎殻町のロイヤルパークホテルで催された 新小岩ダンスアカデミー 夏の舞踏晩餐会 に F 嫁と出かけた。
社交ダンスの発表会にはお誘いを受けて何度も出席させていただいているが、こちらの会はいろいろな意味で面白く楽しかった。
まずロイヤルパークホテル 3 F ロイヤルホールの立派なことに感心す。
そしてダンスフロアの周囲を円卓が囲むのはよくあるパターンだが、驚いたことに奥には生のビッグバンドが控えていた。
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バンド名をスイング・セピアという。
バリトンを含むサックス 6 本、トランペット 4 本、バスを含むトロンボーン 4 本、リズム隊にキーボードの本格的なビッグバンド。
赤ジャケのバンマスのリードでパンチのある演奏を繰り広げていた。
考えてみたらビッグバンドを生で聴くなんて、ジャズフェス以来かもしれない。
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途中 3 回設けられているダンスタイムでは、腕に覚えの参加者たちがフロア狭しと踊りまくる。
生バンド、それもスイングする本格的なビッグバンドで踊れる機会はそうそうないだろう。 この時はタンゴだったっけな。
前菜から一皿づつ供されるディナーは、ホテル自慢のフレンチ。
が、クリーム、バター、チーズ全滅の F には試練の夕餉となってしまった。 よっていつもの写真はない。
そしてダンスタイムにこっそりとマクドに走ったのは秘密だ(笑
まずゼッケンをつけた生徒さんが競技会風に審査されるトライアルが行われた。
種目はワルツ、タンゴ、スローフォックストロット。
ここ新小岩ダンスアカデミーは、スタンダードに特化した本格的な教室である。
要するに 「 シャル・ウィ・ダンス? 」 の竹中 “ ラテン ” 直人はいないということだ。
一部と二部に分かれたアマチュア・デモンストレーションでは、生徒さんがそれぞれパートナーを組む先生と踊る。
いや、皆さん相当なハイレベルだ。
何組か御夫婦で踊られたペアがいらっしゃったが、その方たちも含めて破綻するペアはひとつもない。
う~む新小岩ダンスアカデミー、なかなかやるな!!
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そして第三部は、プロフェッショナル・デモンストレーション。
現在活躍中のプロを外部から招聘してトリを努めてもらう…のではなく、アカデミーの講師陣が自ら踊るのだ。
この写真はオープニングのフォーメーション。 この講師陣がまた美男美女ぞろいで魅せるのだ。
その前に、持参したコンデジ GRD3 はズームなしの 28mm 単焦点。
F1.9 と明るいのは救いだが、コントラストが激しく動きの速い上に、フロアいっぱいに動くダンスを捉えるのは難しい。
プロのデモンストレーションは必ずフロア四隅を使う。
幸い円卓のフロア側の席だったので、シャッタースピード優先、スポット測光 & AF で近づいてきた時を狙ってみる。
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まずは 香取先生、武田先生 のフレッシュペアによるタンゴ。
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なぜか香取圭輔先生は以前から知っている (笑) 武田先生は周囲がパッと明るくなるような華を持つ方。
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つづいて F & F 嫁イチオシ の 丸山先生、中尾先生 ペア。 ( トップ写真も )
とにかくカッコイイペアである。 女性の中尾先生が 170cm というので、丸山先生は 190cm 近いだろう。
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素晴らしいので丸山・中尾ペアをもう一枚。
長い手足を存分に使い、クイックステップでフロア狭しと駆け巡る。
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丸山先生の表情も良い。
そして超美人である中尾先生が駅のホームから見えたら、F も間違いなく途中下車したことだろう(笑
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最接近でシャッターを切ったのは、フォックストロットを踊る 大塚先生ペア 。
こちらは御夫婦である。
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このおふたり、前出の丸山・中尾ペア以上の大型ペア。 奥様は 175cm の長身。 御主人も 182cm とバランスの取れた組み合わせ。
F 嫁は御主人の柔らかい腕の動きにウットリ。 身長だけでなく、手が大きいというのはダンサーとしての優れた資質だろう。
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こちらは 綾野先生、丹羽先生 ペアによるワルツ。
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そしてこちらは 綾野先生、渋谷先生 ペアによるモダンメドレー。
綾野先生は親子鷹。 先の充宏先生が息子さん、こちらの敏宏先生が父上である。
充宏先生は若々しくキビキビとした踊り。 敏宏先生ペアは黒いシックな衣装でキメたオトナの踊り。
親子で同じ職業に就き、同時に技術を磨き合えるということは素晴らしい相乗効果だろうなぁ。
息子は親父に追いつけ追い越せと頑張るし、親父はまだまだ息子には負けん‥とますます若くなっていく。
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講師陣が一巡して再び 香取・武田ペア によるクイックステップ。
爽快なクイックステップだったが、前出の丸山・中尾ペアまでにはまだまだ距離がある印象を受ける。 頑張れ~
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その 丸山・中尾ペア のスローフォックストロット。 キャ~中尾先生ステキ ( by F )
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もういっちょ 丸山・中尾 ペア。
とにかくこのおふたりは魅せる。 中尾先生の背中が語っている。
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大塚ペア の 2 本目はワルツ。
同じ三拍子でも曲調によって踊りがガラリと変わる。 優雅だけではないワルツの激しさを見た。
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大トリは、綾野(父)・渋谷 ペアによる超正統派のワルツ。
前述したとおり新小岩ダンスアカデミーは、スタンダードなダンスに注力する正統派のスタジオだ。
個人的にはラテンよりもスタンダードなダンスが好きかな。
ラテンは見ていて楽しいし盛り上がるが、本当に上手いペアのスタンダードはただただ見惚れる。
男性のスマートなリード、女性のエレガントな動きにウットリする。
まぁ暑がり&メタポの F には燕尾服は絶対に無理なので見てるだけだが、もし再び機会があれば舞踏会に出かけたい。
次の皆さんのダンス、とっても楽しそう。
そして先生方のダンス、本当にすばらしかったことでしょう。
動きを見事にとらえた写真に、なんだか動画を見ているような気になりました。音もいっしょに聞こえてきそうです。
私はクラシックバレエファンで、社交ダンスはシャル・ウイ・ダンス?ぐらいしか見たことがありませんが、本物を見てみたくなりました。
たくさん撮った中からまぐれ当たりの数枚を選んでみました(笑
ビッグバンドの生演奏で踊る参加者の皆さんは楽しそうでしたねぇ。
先生方のダンスはリラックスされていてよかったですよ。
競技会に出るとなればもっとガチガチでしょうから。
それでも決めるところはビシッと決めていました。
社交ダンスも生で見ると楽しいですよ。
教室のパーティーはツテがないと入れないと思いますが、競技会でしたら見られると思います。
ごくまれにテレビでも中継する場合があります。
クラシックバレエファンの方でも楽しみめる部分が多いと思いますのでオススメです。