◇ 熱中症になった日本株 = 日経平均は先週264円の値下がり。終り値は2万7284円で、1月以来の安値に沈んだ。これで7月中は1507円の下落、全く元気がない。コロナの状況が急速に悪化、景気の見通しも暗くなっている。加えてオリンピック後に迫った総選挙。自民・公明の与党連合が政権を明け渡す可能性はないが、政局が不安定さを増す危険性は小さくない。市場はそれも心配し始めている。
ダウ平均は先週126ドルの値下がり。こちらもコロナの再燃が売りの原因になったが、月末を控えて利益確定の売りが出たことが大きい。それでも売りをこなして、大きくは下げない。まだまだ上げる意欲は旺盛だ。その根底には、企業の業績が予想以上に好調なこと。さらにFRBによる金融緩和政策の縮小も10月まではない、という見通しがある。
東証1部の予想PER(株価利益率)は、およそ15倍と14か月ぶりの低さに落ち込んだ。一方、SP500のPERは22倍を超えている。それだけ日本株の割安感は強まっているはずだが、その反応は鈍い。コロナの心配もさることながら、東京市場は熱中症にかかったようだ。何か強力な材料が出現しない限り、涼しくなるまでは元気が出ないのかもしれない。
今週は2日に、7月の消費動向調査と新車販売。6日に、6月の毎月勤労統計と景気動向指数。アメリカでは2日に、7月のISM製造業景況指数。4日に、7月の非製造業景況指数。5日に、6月の貿易統計。6日に、7月の雇用統計。また中国が7日に、7月の貿易統計を発表する。
≪2日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
ダウ平均は先週126ドルの値下がり。こちらもコロナの再燃が売りの原因になったが、月末を控えて利益確定の売りが出たことが大きい。それでも売りをこなして、大きくは下げない。まだまだ上げる意欲は旺盛だ。その根底には、企業の業績が予想以上に好調なこと。さらにFRBによる金融緩和政策の縮小も10月まではない、という見通しがある。
東証1部の予想PER(株価利益率)は、およそ15倍と14か月ぶりの低さに落ち込んだ。一方、SP500のPERは22倍を超えている。それだけ日本株の割安感は強まっているはずだが、その反応は鈍い。コロナの心配もさることながら、東京市場は熱中症にかかったようだ。何か強力な材料が出現しない限り、涼しくなるまでは元気が出ないのかもしれない。
今週は2日に、7月の消費動向調査と新車販売。6日に、6月の毎月勤労統計と景気動向指数。アメリカでは2日に、7月のISM製造業景況指数。4日に、7月の非製造業景況指数。5日に、6月の貿易統計。6日に、7月の雇用統計。また中国が7日に、7月の貿易統計を発表する。
≪2日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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