経済なんでも研究会

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青森県に 拍手を! : 健康寿命 (上)

2018-03-16 07:47:55 | 寿命
◇ 山梨県と愛知県が好成績 = 厚生労働省は先週、16年の健康寿命を発表した。それによると、男性は72.14歳、女性は74.79歳。13年時点の調査に比べて男性は0.95歳、女性は0.58歳延びている。都道府県別にみると、男性の第1位は山梨県の73.21歳で、前回に続いて首位を確保。女性の第1位は愛知県の76.32歳で、3年前の第18位から急伸した。

健康寿命というのは、介護など他人の力を借りずに自力で生活できる期間。元気で過ごせる期間が長くなるから、生きがいのある高齢者が増えることになる。また医療費や介護費用が減るから、国や自治体の財政負担も軽くなる。このため、いま自治体では健康寿命の延長を目指して、いろいろな施策を講じているところが多い。

平均寿命と健康寿命の差は、介護などの支援が必要な期間となる。このブログでは、これを「不健康期間」と名付けた。全般的に平均寿命も延びているが、健康寿命の延びの方が大きく、不健康期間も短くなった。16年の場合、不健康期間は男性が8.84年。女性は12.35年。13年に比べて男性は0.18年、女性は0.05年短くなっている。

この調査には地震の影響で、熊本県が入っていない。したがって調査の対象は46都道府県となるが、最下位は男性が秋田県の71.21歳。女性が広島県の73.62歳だった。男性の第1位と最下位の差は2.00歳、女性は2.70歳。これが平均値だから、その差はけっこう大きい。

                              (続きは明日)

      ≪15日の日経平均 = 上げ +26.66円≫

      ≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ


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