◇ ダウ平均はついに3万ドル割れ = ウオール街には夏の終わりどころか、一気に冬がやってきた。ダウ平均は先週1232ドルの値下がり。終り値は3か月ぶりに3万ドルを割り込んだ。年初からは6700ドルも下落したことになる。FRBが政策金利の0.75%引き上げを決定したことで、景気の先行きに対する警戒感が急激に拡大した。市場では「ことしはクリスマスも祝えそうにない」という悲観的な声も出始めている。
日経平均は先週414円の値下がり。この2週間の下げ幅は1000円を超えた。ただ終り値は2万7000円台をなんとか維持。年初来の下げ幅も1600円ほどにとどまっている。まだ出遅れ株に対する買い意欲が残っているようだ。しかし取り引きが終了した22日の夕方、政府はドル売り・円買いの為替介入に踏み切った。今週の市場は、これをどう評価するのか。
ニューヨーク市場は、政策金利の0.75%引き上げは十分に織り込んでいた。ところがパウエル議長は会見のなかで「軟着陸の可能性は小さい。景気後退がいつ始まり、どの程度の深さになるかは予測できない」と説明。この発言が冷水となったようだ。景気後退は必至と受け取られたわけで、この影響は尾を引くだろう。
今週は27日に、8月の企業向けサービス価格。30日に、8月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数、9月の消費動向調査。アメリカでは27日に、7月のFHFA住宅価格指数、8月の新築住宅販売、9月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。28日に、8月の中古住宅販売。29日に、4-6月期のGDP改定値。また中国が30日に、9月の製造業と非製造業のPMIを発表する。
≪26日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
日経平均は先週414円の値下がり。この2週間の下げ幅は1000円を超えた。ただ終り値は2万7000円台をなんとか維持。年初来の下げ幅も1600円ほどにとどまっている。まだ出遅れ株に対する買い意欲が残っているようだ。しかし取り引きが終了した22日の夕方、政府はドル売り・円買いの為替介入に踏み切った。今週の市場は、これをどう評価するのか。
ニューヨーク市場は、政策金利の0.75%引き上げは十分に織り込んでいた。ところがパウエル議長は会見のなかで「軟着陸の可能性は小さい。景気後退がいつ始まり、どの程度の深さになるかは予測できない」と説明。この発言が冷水となったようだ。景気後退は必至と受け取られたわけで、この影響は尾を引くだろう。
今週は27日に、8月の企業向けサービス価格。30日に、8月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数、9月の消費動向調査。アメリカでは27日に、7月のFHFA住宅価格指数、8月の新築住宅販売、9月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。28日に、8月の中古住宅販売。29日に、4-6月期のGDP改定値。また中国が30日に、9月の製造業と非製造業のPMIを発表する。
≪26日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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