◇ 日本はピークを過ぎたのだろうか = 世界の感染者は累計4億1775万人、この1週間で145万人増加した。死亡者は585万0703人で、1週間の増加数は7万3473人だった。感染者の増加数は3週連続で縮小、また死亡者の増加数は6週間ぶりに縮小した。こうした数字を背景に、WHO(世界保健機構)は「世界のオミクロン感染はピークを過ぎたようだ」と指摘している。この判断は、おおむね妥当だろう。
国別の死亡者数をみると、アメリカは92万8519人。1週間で1万6264人増加した。この増加数は前週より1675人少なく、3週連続で縮小した。続いてブラジルが64万人台、インドが51万人台、ロシアが33万人台、メキシコが31万人台。さらにイギリスが16万人台、イタリアが15万人台、インドネシアが14万人台、フランスとイランが13万人台となっている。このうちロシア・インドネシア・フランス・イランで、死亡者が前週より増加した。
日本の感染者は累計425万6696人、この1週間で57万4632人増加した。死亡者は2万1260人、週間の増加数は1318人にのぼった。感染者は400万人台に、死亡者は2万人台に乗せている。1日の死亡者数は17日に271人を記録、昨年5月に142人だった第5波の最大値を大きく上回った。オミクロンの猛威は、少しも衰えていない。
ただ東京都など一部の地域で、感染者の増加数が前週を下回った。このため厚労省の専門家会議は「日本もピークを過ぎた可能性がある」と判断している。これを根拠にしたかどうかは不明だが、政府は「3月1日から水際対策を緩和する」ことになった。しかし、その一方で多くの都道府県に「まん延防止措置」を適用している。国民にとっては、政府の姿勢が判りにくくなってしまった。少なくとも「ピークを過ぎた」という判断は、尚早だろう。
≪18日の日経平均 = 下げ -110.80円≫
【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】
国別の死亡者数をみると、アメリカは92万8519人。1週間で1万6264人増加した。この増加数は前週より1675人少なく、3週連続で縮小した。続いてブラジルが64万人台、インドが51万人台、ロシアが33万人台、メキシコが31万人台。さらにイギリスが16万人台、イタリアが15万人台、インドネシアが14万人台、フランスとイランが13万人台となっている。このうちロシア・インドネシア・フランス・イランで、死亡者が前週より増加した。
日本の感染者は累計425万6696人、この1週間で57万4632人増加した。死亡者は2万1260人、週間の増加数は1318人にのぼった。感染者は400万人台に、死亡者は2万人台に乗せている。1日の死亡者数は17日に271人を記録、昨年5月に142人だった第5波の最大値を大きく上回った。オミクロンの猛威は、少しも衰えていない。
ただ東京都など一部の地域で、感染者の増加数が前週を下回った。このため厚労省の専門家会議は「日本もピークを過ぎた可能性がある」と判断している。これを根拠にしたかどうかは不明だが、政府は「3月1日から水際対策を緩和する」ことになった。しかし、その一方で多くの都道府県に「まん延防止措置」を適用している。国民にとっては、政府の姿勢が判りにくくなってしまった。少なくとも「ピークを過ぎた」という判断は、尚早だろう。
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【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】
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