◇ 年末相場に期待する株式市場 = ダウ平均は先週81ドルの値上がり。火曜日の終り値3万7558ドルまで、5日連続で史上最高値を更新し続けた。あとはさすがにやや反落したが、11月から8週連続の上昇。4年10か月ぶりの記録も作っている。最大の原因は、FRBによる政策金利の据え置き決定。これで来年は利下げが始まるという観測が拡大、市場の空気が一挙に明るくなった。
日経平均は先週199円の値上がり。日銀がマイナス金利政策の据え置きを決めたため、19-20日の2日間で900円以上も上昇。あとは確定売りが出て反落した。しかし終り値でも3万3000円台を確保、日銀の政策修正は当分ないという見方が広がっている。大手証券3社の発表だと、今3月期の経常利益は前年比7.3-8.1%の増益。これもプラス材料になった。
ニューヨーク市場では年末相場が盛り上がり、ダウは3万8000ドルに達するかどうかが焦点。紅海での航路不安と高値警戒の確定売りがカベになりそう。一方、東京市場では7月に付けたバブル崩壊後の高値を抜けるかどうか。こちらは円高、操業を完全ストップしたダイハツ。それに裏金問題に揺れる政局がカベになるだろう。
今週は26日に、11月の労働力調査、企業向けサービス価格。28日に、11月の商業動態統計、鉱工業生産。アメリカでは26日に、10月のFHFA住宅価格指数。28日に、11月の中古住宅販売が発表される。
≪25日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は先週199円の値上がり。日銀がマイナス金利政策の据え置きを決めたため、19-20日の2日間で900円以上も上昇。あとは確定売りが出て反落した。しかし終り値でも3万3000円台を確保、日銀の政策修正は当分ないという見方が広がっている。大手証券3社の発表だと、今3月期の経常利益は前年比7.3-8.1%の増益。これもプラス材料になった。
ニューヨーク市場では年末相場が盛り上がり、ダウは3万8000ドルに達するかどうかが焦点。紅海での航路不安と高値警戒の確定売りがカベになりそう。一方、東京市場では7月に付けたバブル崩壊後の高値を抜けるかどうか。こちらは円高、操業を完全ストップしたダイハツ。それに裏金問題に揺れる政局がカベになるだろう。
今週は26日に、11月の労働力調査、企業向けサービス価格。28日に、11月の商業動態統計、鉱工業生産。アメリカでは26日に、10月のFHFA住宅価格指数。28日に、11月の中古住宅販売が発表される。
≪25日の日経平均は? 予想 = 上げ≫