ガマ王子 対 ザリガニ魔人

いつの間にか、
当ブログ ムンバのしっぽも
開設２周年を突破しておりました♪
マニアックな自己満ブログを
読んでくれている方々に
心より感謝しておりますo(*゜▽゜*)o
この度２周年突破記念としまして、
主の分身としてブログに登場する
プリンスオブガマの元ネタ記事を。

ご紹介するのは！
映画 パコと魔法の絵本！
主が一番好きな邦画です♪

監督は下妻物語の監督でも知られる
中島哲也氏

主な出演者は、
役所広司（主演）
アヤカ・ウィルソン（主演）
妻夫木聡
土屋アンナ
阿部サダヲ
加瀬亮
木村カエラ

パコと魔法の絵本（プレビュー）

 

めっちゃ泣けます(´；ω；｀)
めっちゃ笑えます\(//∇//)\
そしてまた号泣します。
ぜひ一度観て頂きたいです！
主の永遠のヒーロー、ガマ王子♪

ここから、ご紹介するのは、
映画 パコと魔法の絵本より
作中に登場するパコが持つ絵本を
忠実に再現したポップアップ絵本！
『ガマ王子 対 ザリガニ魔人』の
ご紹介です！\(//∇//)\
読み聞かせ用のブックレットも
付属しています♪

主はこの素晴らしい絵本を
みんなに知ってもらいたいです。

さあそれでは参りましょう！
（ポップアップ絵本のため、一人での撮影が困難だったため見づらいと思います(T_T)ごめんなさい。）

 

 

 

 

 

 

 

　『ガマ王子 対 ザリガニ魔人』

 

 

大きな　大きな　お池でおこった 

小さな　小さな　カエルのお話。

 

ゲロゲーロ！ゲロゲーロ！ 

ガマの王子は　わがまま王子

ガマの王子は　嫌われ王子

 

スイスイ泳ぐ　ミズスマシ君や 

ピョコピョコ泳ぐ　アメンボ家来に 

今日も　葉っぱのうえから

イジワル命令を出しています。

ゲロゲーロ！ゲロゲーロ！

王子は　お腹が減ったぞよ。 

急いでおやつを持ってこい。 

　ハチの子どもを さらってこい。

  

どれだけ早く泳げても

ミズスマシ君は　水の上。

ハチの巣までは　とどきません。 

どれだけ手足が長くても

アメンボ家来は水の中。

ハチの子どもは　さらえません。

 

　王子の命令が聞けぬのか！

ばちゃ～ん　けろ～ん！

ばちゃ～ん　けろ～ん！

 

 ガマの王子は　八つ当たり

お池のみんなの　お家を壊す。

 

いっしょうけんめい　作ったお家

どうか　壊すのやめとくれ。

 

それでも　王子はやめません。

ばちゃ～ん　けろ～ん！ 

ばちゃ～ん　けろ～ん！

 

イジワルばかりのガマ王子。

今日も　いっぱい暴れたぞ！ 

だけど　全然楽しくない。 

みんなを　いっぱい困らせた！ 

だけど　全然うれしくない。 

 

大きな大きなお池のすみで

ガマの王子は　ひとりきり。  

わがまま王子は　ひとりきり。

  

ガマ姫様は泣きました 

ガマ王子 私のカワイイ ガマ王子。 

どうしてそんな　イジワルな子に 

育ってしまったのでしょう。

  

ばちゃ～ん　けろ～ん！  

ばちゃ～ん　けろ～ん！

 

イジワルばかりのガマ王子。

こんどは　となりのお池に泳ぐ

小さな小さな　メダカの子どもを

いっぱい　いっぱい　いじめます。  

  

イジワルばかりのガマ王子。

 メダカの子どもが　大事に育てた

 水草の花を　食べちゃった。

 

 寒いときにも　暑いときにも

 メダカの子どもが　大事に育てた

 カワイイ　カワイイ水草の花

 

 なのにイジワル　ガマ王子

 泣いてとめるのも　聞かないで

 のこらず食べたよ　水草の花

 

 フゲゲゲゲーッ！

 フゲゲゲゲーッ！

 汚い水草　いっぱいつけた

 沼エビ魔女が　やってきた。  

 

フゲゲゲゲーッ！

 ここは今日から　この方の池

 ザリガニ魔人さまの池

 おまえらみたいな　よわいやつらは

 のこらず　エサとなるがいい。

 フゲゲーッ！

 

 そしてとうとうあらわれた！

 ザリガニ魔人があらわれた！

 フォ～フォッフォッフォッ。

 池に　とびこむザリガニ魔人。

 きさまらみたいな　クズどもは

 一匹のこらず　おやつになれ！

 

 ザリガニ魔人は　つぎつぎに

 お池のなかまを　おいかける！

 みんなを　口に入れていく。

 

 フォ～フォッフォッフォッ。

 フォ～フォッフォッフォッ。

 

 そうして お池のなかまは みーんな

 ザリガニ魔人に　食べられた

 いっぴきのこらず食べられた。

 

 そこにもどったガマ王子

 ザリガニ魔人と沼エビ魔女は

 大きなゲップをひとつして

 お池の中に　しずんでく。

 

 ガマの王子は　ひとりきり

 お池のみんなは　死んじゃった

 ワガママ王子は　ひとりきり

みーんな　みんな死んじゃった 

 不思議や不思議　あら不思議。

 王子の　お腹が光ってる。

 どうしたものかと　よく見れば

 光ってるのは　お花だよ。

 メダカの子どもが　大事に育てた

 カワイイ　カワイイ　あの花だよ。

 

 どうしたんだろう　ガマ王子

 これまで自分が　やったこと

 壊したお家に　食べた花

 どれもが悲しく　なってきた。

 

 泣いたことなど　一度もなかった

 バカでイジワル　ガマ王子

 だけどお腹で　お花が光ると

 涙がいっぱい　出てくるよ。

 

 ごめんよ みんな。ごめんよ みんな。

 ぼくはとってもバカだった。

 

 どうしてなのかは　知らないけれど

 涙がいっぱい　出てくるよ。

 今まで　みんなが流しただけの

 涙がぼくから　出てくるよ。

 許せない　許せない

 ザリガニ魔人を　許せない！

 

 勇気をあるだけ　振り絞り

 お池の中を　グングン泳ぎ

 ザリガニ魔人に　むかってく。 

 

許せない　許せない

ザリガニ魔人を　許せない！

 

そうらこっちだザリガニ魔人！

みんなを返せザリガニ魔人！

立ち向かっていく　ガマ王子。

 

大きなハサミを　ふりまわし

ザリガニ魔人は　おおあばれ

ガマの王子はたちむかい

なんどもなんどもなげられる

 

だけど何度も　たちあがる

不思議な力が　そうさせる。

王子のお腹の　お花が光ると

不思議と勇気が　わいてくる。

 

ザリガニ魔人の　ハサミのせいで 

体はすっかり　ボロボロだけど

なんども　なんども　むかってく！

 

ごめんよみんな　ごめんよみんな。

バカで間抜けで　イジワルな

そんな　そんな　ぼくだけど

何かみんなに　してあげたくて

こうして　ここまでやってきた。

 

だけど強いよ　ザリガニ魔人。

ぼくは　そろそろ死んじゃうよ。 

 

それでも　なんども　立ち上がる。

なんども　なんども　立ち上がる。

 

不思議な力が　そうさせる。

ぼくの心のかたすみに 

きゅうに生まれた　この気持ち。

きゅうに生まれた　やさしいきもち。

 

最後の力を　ふりしぼり

おおきくピョーンと　飛びはねる。

 

おまえに　まだそんな力があったとは。

ザリガニ魔人は　逃げ出した。

沼エビ魔女も　逃げ出した。

怖くなって　逃げ出した。

 

ごめんよみんな

ごめんよみんな・・・。

ぼくは　そろそろ死んじゃうよ・・・。

ガマ王子が　死んだあと

雨がいっぱい　ふりました。

お空の　みんなが泣いているのか

雨がいっぱい　ふりました。

 

ガマ王子が　死んだあと

雨がいっぱい　ふりました。

カエルが　とっても大好きな

雨がいっぱい　ふりました。

 

ガマ王子が　死んだあと

お池にはえた　水草から

カワイイ　カワイイ　黄色い花が

今年も　そっと咲きました。

 

お池の中を　のぞいてごらん。

小さな黄色い　水草の花

そっと咲くのが　見えるから。

 

大きな　大きな　お池に咲いた

小さな　小さな　黄色いお花。

 

大きな　大きな　お池でおこった

小さな　小さな　カエルのお話。

 

以上でおしまいです。いかがだったでしょうか？ (*´∀｀*)

最後にもう一つだけ！*\(^o^)/*
俺が将来,子供に絶対聞かせるって
決めてる曲があります。
その曲はZONEの『一雫』
すごく優しい気持ちになれる曲。

その一雫がこの映画にピッタリで
本当びっくりしました。
ぜひ聴いてください！
カバーと原曲を載せましたが、
両方とも素晴らしい。
心がポカポカです、泣けるー。
(*^_^*)

カバー やなぎなぎ「一雫」FULL

 

 

↓↓↓こちらは原曲のZONE 一雫

 

http://www.dailymotion.com/video/x5mhho_yy-hitoshizuku-zone-lyrics_music

 

 

一雫
作詞：町田紀彦
作曲：羽岡佳

部屋の灯りをすべて消して
窓から見える夏の夜
星が囁きやさしい風が
つつみ込んで心を誘う

とまどい続けて
素直になれずにいたけど

やさしさに初めて出逢った頃は
この胸の奥がハガユク感じ
何故か一雫の涙が頬を
そっと伝わったよ
それはあなたが心の中に…ふれたの

ふっと気づくと遠く見えてた
空は明るくあたたかくて
両手伸ばして抱きしめてた
迷いも不安も消えていた

あなたの存在が
すべてを埋めつくしていた

ずっと側にいたいと思う気持ちは
次々と溢れ押さえ切れずに
自然と素直に今変わる自分が
伝えたい想い…
それはあなたが心の中に…いるから

やさしさに初めて出逢った頃は
この胸の奥がハガユク感じ
何故か一雫の涙が頬を
そっと伝わったよ

ずっと側にいたいと思う気持ちは
次々と溢れ押さえ切れずに
自然と素直に今変わる自分が
伝えたい想い…
それはあなたが心の中に…いるから