東京の国立新美術館で「DESIGN MUSEUM JAPAN展 2024～集めてつなごう 日本のデザイン～」が、2024年5月16日から5月26日まで開催されます。
縄文時代から1万年以上ものあいだ、独自の生活文化を育んできた日本。
そこには、世界がまだ気づいていない、豊かな物語を持つ〈デザイン〉があります。
第一線で活躍するクリエーターたちとともに各地の生活文化のリサーチをはじめ、北海道のニシン漁船に刻まれた漁師の心意気を表す〈化粧板〉、時を超える記憶が詰まった〈西馬音内盆踊りの衣装〉、雪国・山形でつむがれる〈古代の糸・世界最先端の糸〉、常に“時代が求める陶器”を作り続けてきた愛知・常滑の〈すだれレンガ〉、滋賀で十五代受け継がれる〈自然石の石垣〉、愛媛の左官たちが遊び心で伝えた〈こて絵〉など、「これもデザインと呼ぶの？」と疑問を持つものがあるかもしれません。
どれも日本の普通の生活の中にあるものばかりなのですが、クリエーターたちにとっては、触発され、ワクワクした気持ちになって次のおもしろい物を組み立てる原動力になるもので、それらを〈デザインの宝物〉と呼び、その背後にある物語とあわせて番組や展覧会で紹介。
- 日時：2024年5月16日（木）～5月26日（日） 10:00～18:00（金曜日は20:00まで）
※入場は閉館の30分前まで ※5月16日（木）は14:00開場 ※21日（火）休館 - 場所：国立新美術館3階 展示室3B（東京都港区六本木7-22-2）
- 入場無料
