先週、yahoo japan!が「Yahoo!ショッピング」の出店料と売上ロイヤルティの無料化、そして、「ヤフオク!」のストア出店料と出品手数料の無料化を発表しました。
それから一週間が過ぎ、その効果がどんなものなのか気にはなっていたのですが、やはり抜群の効果があったようですね。
というのも、発表して2日後には、「Yahoo!ショッピング」の出店希望数が約1万件に達したらしく、この発表に合わせて受付を開始した個人の出店希望数も約16000件に達したのだそうです。
まさに、宣言通り、eコマースに革命を起こしましたね。
いままでEコマースといえば、Amazonであったり、楽天であったりと、この2つに水を開けられていましたが、これで一気に戦える状況になってきましたね。
おまけに、「Yahoo!ショッピング」でスマホやタブレットから購入すると、より多くのポイントが付与されるとのことで、ここに来てyahooが一気に盛り上がっていきそうです。
とは言え、出品者や消費者側からのメリット大とはなって嬉しいのですが、運営母体であるyahooの収益がどうなるのかが心配になってきます。
発表では、長期プランを考慮しており、主に広告を中心として収益をあげていくようなモデルを考えているようですが、この大きな決断はとても英断だと思います。
普通であれば、自社の利益を踏まえつつ、小さな舵取りで済んでしまいそうなものですが、さすがyahooだと感心せざるを得ませんね。