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ザハ・ハディドの精神を込めたカリモク家具

2021年10月08日 | デザイン

〈カリモク家具〉とロンドンのザハ・ハディド・デザインとの奇跡の協業によって生まれた新次元の木の椅子。

SEYUN Chair

左側の背もたれと左の後脚、右側の背もたれと右の後脚、前脚と座面という3つのアシンメトリーなピースで構成。大胆なシルエットと共にディテールのカーブも美しい「SEYUN」は星雲をモチーフに名づけられています。

躍動するように美しい曲線と、高度なバランスをきわめたアシンメトリーなフォルムで、これほどダイナミズムを感じさせる椅子が、すべて木でできているなんて驚きですよね。

このセイユン チェアをデザインしたのは、ザハ・ハディド・デザインでカリモク家具が製作しています。

ザハ・ハディドと言えば、新国立競技場の旧デザイン案を手掛けたイラク出身の女性建築家で、前衛的なデザインが注目を集める一方、実現不可能な設計も多いことから「アンビルドの女王」の異名で知られていました。

残念ながら、2016年、心臓発作により65歳で亡くなってしまったのですが、その彼女の作風がザハ・ハディド・デザインには、いまもなお、脈々と受け継がれているデザインですよね。

「それらの接合が目立つことなく、人間工学に基づいた滑らかな表層により快適さを高めることを目指しました。座面、脚、背で構成する従来の椅子を超えた、まったく新しいものです」とデザイナーは語っており、この形に木という素材は最適だったのだそうですよ。

しかし、みればみるほど気には見えない質感で、これ、国立競技場も彼女のデザインで見たかったですね。

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