書

自分の心と向き合いたくて
３年ぶりに書と向き合ってみました。


部屋の中に広がる墨の香り
静かに心を落ち着けて
スッと半紙に筆が降りた瞬間
心が空っぽになり
筆の運びだけに集中する。


文字は書く人の心を表します。

文字の乱れは心の乱れ
文字の崩れは心の崩れ
文字を見ればその人の本質が分かります
読む人が心地よくなる文字を書きなさい

と、今は亡き父と祖母に言われていました。



ここ１ヶ月の間に、周囲で色々な出来事が起こりました。
時には、吐き気をもよおしたり頭痛に悩まされたり、
あ゛ーと叫びたくなったり、人間不信に陥ったり、etc…。


人を攻める事でしか自分を守れない人。
人を蹴落とす事でしか自分の存在を確信できない人。
悪口ばかり言っている人。
不平不満たっぷりの顔の人。

ちょっと前までは、そういう人達にあーだこーだと言おうと思っていましたが、
昨日、ふっと、あ～可哀相な人達だよな…と思ったのでした。
可哀相と思った瞬間、祈ろうと思いました。

仏教用語に、何度も生まれ変わるごとに涅槃の域に近づくという言葉があります。


いつかその頑な心が解けてくれますように…。
そして私も祈りながら、自分のカルマを浄化し磨いていこう。


来月からまた書を始めようかな～